この記事で解決できる悩みや疑問
- 野球を観始めたいけど、ルールや言葉がわからない
野球は細かいルールがたくさんあります。けれど、観て楽しむ分には、最低限のルールを知っておけば大丈夫です
この記事では野球の最低限知っておきたいルールと、よく使う野球の基本用語を紹介していきます!
この記事の内容
- 野球のルール(基礎編)
- 野球のルール(攻撃編)
- 野球のルール(守備編)
- 野球用語一覧
この記事を読むと、野球の基本ルールを理解でき、野球観戦が楽しめるようになります!
では、紹介していきます
野球のルール(基礎)
基本的なルールをまず紹介します
勝ち負け
野球は相手より点を多く取ると勝ちになるゲームです
そして、9人対9人で行うスポーツです
野球が特徴的なのは、攻撃をするチームと守備をするチームが明確に分かれており(サッカーやバスケットとは異なる)、点数は攻撃の時にしか入りません
1回の攻撃が終わったら、攻守交代(チェンジ)になり、相手チームの攻撃が始まります
これを見てください。実際に私の草野球チームの試合結果が書かれているスコアボード(チームの得点が書かれているボード)です
1回目にTというチームが2点をいれて、Eというチームは1回目に1点を入れています。このように見ていきます
最終的に5回をやって、Tは2+1で3点、Eは1+2+2+4+8で17点です。そのため、この試合は3対18でEチームの勝利です
ちなみに、この試合は5回ずつ攻撃をして、終わっていますが、プロ野球は9回ずつ攻撃をすることになっています
1回の攻撃
野球は守るチームのピッチャーが投げたボールを、攻めるチームの打者がバットで打ちます
打者は前に打つことができたら、右方向に(1塁ベースに)走ります。そして、4つのベースを反時計回りに進み、1周してホームベースまで戻ってくると1点が入ります
また、打ったボールが地面に一度もつかずにスタンドに入ることをホームランと言います。野球の醍醐味の一つです。大谷選手のホームランを見てください
ホームランを打つと、4つのベースを自分のペースで1周して帰ってくることができます
1回の攻撃で3人がアウトになったら、攻守を交代することになっています
アウト
3人がアウトになったら、攻守交代ですが、どうやったらアウトになるのでしょうか?
アウトになる代表的なパターンは3つです
アウトになる時
- バッターが打ったボールが地面につく前に取られた時
- バッターが打ったボールが、バッターより先に一塁に到着した時
- バッターが三振した時
1つ目はバッターが打ったボールを、どんなボールでも地面につく前に取った場合、打ったバッターはアウトになります。これは簡単ですね。
2つ目は打ったボールが地面をバウンドした場合、守備はボールを取って一塁に投げます。打ったバッターも一塁に走りますが、ボールのほうが先に着いた場合はアウトとなります
3つ目は三振といい、ピッチャーがバッターから3回ストライクを取ることです。これは守備編のところで説明します
野球のルール(攻撃編)
攻撃は9人で行いますが、9人は打つ順番が決まっています(打順といいます)
1番から打っていき、9番まで打ったら、また1番に戻ってきます
4つのベースを一周してホームベースまで戻ってくれば1点入りますので、打った後、攻撃側はなるべく次の塁に進もうとします
しかし、ボールが先に塁に来てしまうとアウトになってしまうため、できるだけ遠くにボールを飛ばす必要があります
ボールが飛んでいる間に1塁までいくことを1塁打(ヒット)、2塁までいくことを2塁打、3塁までいくことを3塁打と言います
3回アウトにならずに、できるだけたくさんの人が一周してホームベースまで戻ってくると、たくさん点数が入るのです
野球のルール(守備編)
守備はとにかく3人をアウトにすれば終わります(攻守交代で、次は自分たちの攻撃ができます)
ポジション
そこで、ボールを投げるピッチャーとピッチャーが投げたボールを捕るキャッチャー以外の人は、ボールが飛んできそうなところで構えています
こんな感じです。これなら、どこにボールが飛んでも取れそうですよね
この守る場所は特に決まっていないのですが、ほとんどのチームは同じ場所を守る定石があり、この守る位置のことをポジションと言います
レフトとか、サードとか聞いたことないでしょうか?あれです
それぞれのポジションの役割については、こちらの記事で詳しく紹介しています
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【まずはこれを覚えればOK】最低限知っておきたいルールとよく使う基本の野球用語一覧
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基本は飛んできたボールを地面につく前にとるか、地面ついてもランナーより先にボールを塁に投げればアウトです
ただ、もう一つアウトにする方法があります。それは、バッターにボールを前に飛ばさせないことです
ストライクとアウト
ピッチャーが投げたボールは、そう簡単に前に飛ばせません
打とうと思ったけど、バットにボールが当たらないことを空振りと言います
空振りを3回すると、三振といって、アウトになります
それならば、ピッチャーはバッターのバットが届かないところに投げればいいですよね
しかし、ピッチャーが投げる場所は決まっています。ピッチャーは黄色の枠内投げなくてはいけません
黄色の枠内がストライクで、枠外はボールと言います
もし、ピッチャーがうまくボールをコントロールできず、ボールを4回投げてしまうと、四球(フォアボール)といい、バッターは打たなくても1塁に歩いていけます
一方で、4回ボールを投げる前に3回ストライクを投げれば、バッターは三振になりアウトとなります
野球用語一覧
ここまででてきた野球用語が基本用語になりますので、一覧でおさらいしましょう
用語 | 意味 |
---|---|
スコアボード | チームの得点が書かれているボード(相手より多く点を取れば勝ち) |
チェンジ | 攻守を交代すること(3回アウトになったら攻守交代) |
アウト | 打者がプレイから除かれること(主に3つのパターン) |
ヒット | 打ったボールが飛んでいく間にバッターが1塁に行くこと |
ホームラン | 打ったボールが地面に一度もつかずにスタンドに入ること |
ポジション | 守りのチームの9人がいる場所のこと |
ストライク | 決められた枠内にピッチャーがボールを投げたこと |
ボール | 決められた枠外にピッチャーがボールを投げたこと |
四球(フォワボール) | 枠外にボールを4回投げること(バッターは打たなくて1塁に進める) |
三振 | 枠内にボールを3回投げること、またはバッターが3回空振りすること |
ほかにも細かい用語はたくさんありますが、これだけ覚えておけば、最低限野球を観て楽しむことができるはずです!
まとめ
今回の記事では、野球の最低限知っておきたいルールと、よく使う野球の基本用語を解説しました
野球のルールを理解して、これから野球観戦を楽しみましょう!
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