この記事で解決できる悩みや疑問
- 中日ドラゴンズの最近のドラフト結果を知りたい
- ドラフトで獲得した選手が活躍しているか知りたい
ここ数年は低迷が続いている中日ドラゴンズ
しかし、個々人は能力の高い選手が揃っています
そこで、この記事では、中日ドラゴンズの歴代ドラフト結果とドラフトで獲得した選手の成績を紹介します
この記事の内容
- 中日ドラゴンズの歴代ドラフト結果
- 歴代ドラフト1位の選手の現状
この記事を読むと、中日の歴代ドラフトの結果がわかります
では、解説していきます
中日ドラゴンズの歴代ドラフト結果
早速、歴代ドラフトの結果を見ていきましょう
今回は、直近12年間(2012年〜2023年)を対象とします
また、育成選手は除いています
年度 | 1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | 6位 | 7位 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
2012 | 福谷浩司 | 浜田達郎 | 古本武尊 | 杉山翔大 | 溝脇隼人 | 井上公志 | 若松駿太 |
2013 | 鈴木翔太 | 又吉克樹 | 桂依央利 | 阿知羅拓馬 | 祖父江大輔 | 藤沢拓斗 | |
2014 | 野村亮介 | 浜田智博 | 友永翔太 | 石川駿 | 加藤匠馬 | 井領雅貴 | 遠藤一星 |
2015 | 小笠原慎之介 | 佐藤優 | 木下拓哉 | 福敬登 | 阿部寿樹 | 石岡諒太 | |
2016 | 柳裕也 | 京田陽太 | 石垣雅海 | 笠原祥太郎 | 藤嶋健人 | 丸山泰資 | |
2017 | 鈴木博志 | 石川翔 | 高松渡 | 清水達也 | 伊藤康祐 | 山本拓実 | |
2018 | 根尾昂 | 梅津晃大 | 勝野昌慶 | 石橋康太 | 垣越建伸 | 滝野要 | |
2019 | 石川昂弥 | 橋本侑樹 | 岡野祐一郎 | 郡司裕也 | 岡林勇希 | 竹内龍臣 | |
2020 | 高橋宏斗 | 森博人 | 土田龍空 | 福島章太 | 加藤翼 | 三好大倫 | |
2021 | ブライト健太 | 鵜飼航丞 | 石森大誠 | 味谷大誠 | 星野真生 | 福元悠真 | |
2022 | 仲地礼亜 | 村松開人 | 森山暁生 | 山浅龍之介 | 浜将乃介 | 田中幹也 | 福永裕基 |
2023 | 草加勝 | 津田啓史 | 辻本倫太郎 | 福田幸之介 | 土生翔太 | 加藤竜馬 |
どうでしょう、名前を見るだけでも、ちらほらと2024年に活躍した選手が目に入ります
打者
ドラゴンズがドラフトで獲得した打者で、2024年に規定打席に到達した選手はなんと1名だけです
選手名 | 成績 | ドラフト |
---|---|---|
岡林勇希 | .256/0本/12打点/10盗塁 | 2019年5位 |
岡林選手は開幕直後は調子を落としており、前半戦は打率が1割台でしたが、さすが、2年連続最多安打争いをした選手だけあり、最終成績は.256でした
規定打席には到達しませんでしたが、ほぼ準レギュラー(100打席以上)の選手も見ていきましょう
選手名 | 成績 | ドラフト |
---|---|---|
選手名 | 成績 | ドラフト |
石川昂弥 | .272 /4本 / 25打点 | 2019年1位 |
加藤匠馬 | .171 / 5打点 | 2014年5位 |
木下拓哉 | .228 / 3本 / 9打点 | 2015年3位 |
田中幹也 | .224 / 2本 / 23打点 / 5盗塁 | 2022年6位 |
福永裕基 | .306 / 6本 / 32打点 / 9盗塁 | 2022年7位 |
村松開人 | .275 / 1本 / 25打点 / 3盗塁 | 2022年2位 |
2022年に入団した選手の活躍が目覚ましいです
村松選手と福永選手は、立浪監督が退任発表時に「今年一番成長した2人」と賞賛していました
特に福永選手は3割超え、OPSも.789と非常に良い数値を残しています
来年の活躍が今から楽しみです
投手
次に、投手陣を見ていきましょう
まずは先発陣です。主に先発として活躍した選手は5人います
選手名 | 成績 | ドラフト |
---|---|---|
髙橋 宏斗 | 21先発 / 1.38 / 12勝4敗 | 2020年1位 |
小笠原 慎之介 | 24先発 / 3.12 / 5勝11敗 | 2015年1位 |
梅津 晃大 | 14先発 / 4.07 / 2勝8敗 | 2018年2位 |
福谷 浩司 | 8先発 / 3.72 / 3勝1敗 | 2012年1位 |
柳 裕也 | 13先発 / 3.76 / 4勝5敗 | 2016年1位 |
先発投手は見事ドラフト上位の選手たちが活躍しました
特に、高橋宏斗投手は、7月マダックス達成、無傷の4勝・月間防御率0.00の圧倒的投球を見せ、2024年は最優秀防御率のタイトルを獲得しました
まだ22歳、竜のエースにとどまらず、日本のエースへの階段を確実に上っています
-
【竜の次世代エースへ】wbcで世界一に貢献した高橋宏斗投手の経歴や実家、凄さを紹介
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続いて、中継/抑えです。30試合以上登板した投手をピックアップしました
選手名 | 成績 | ドラフト |
---|---|---|
勝野 昌慶 | 39試合 / 3.51 / 7H | 2018年3位 |
清水 達也 | 60試合 / 1.40 / 36H | 2017年4位 |
橋本 侑樹 | 46試合 / 1.76 / 5H | 2019年2位 |
藤嶋 健人 | 49試合 / 2.25 / 14H | 2016年5位 |
ライデル・マルティネス | 60試合 / 1.09 / 43S | 2017年育成 |
松山 晋也 | 59試合 / 1.33 / 41H | 2022年育成1位 |
後半戦は「清水→松山→ライデル」という勝利の方程式も確立され、勝利を重ねてきました
投手陣は盤石の体制だったのではないでしょうか
2024年、ライデル・マルティネス選手が最多セーブ、松山晋也選手が最優秀中継ぎのタイトルを獲得
ふたりとも育成出身ということを忘れてしまいそうです
改めて今年度活躍した選手に色をつけてみました
年度 | 1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | 6位 | 7位 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
2012 | 福谷浩司 | 浜田達郎 | 古本武尊 | 杉山翔大 | 溝脇隼人 | 井上公志 | 若松駿太 |
2013 | 鈴木翔太 | 又吉克樹 | 桂依央利 | 阿知羅拓馬 | 祖父江大輔 | 藤沢拓斗 | |
2014 | 野村亮介 | 浜田智博 | 友永翔太 | 石川駿 | 加藤匠馬 | 井領雅貴 | 遠藤一星 |
2015 | 小笠原慎之介 | 佐藤優 | 木下拓哉 | 福敬登 | 阿部寿樹 | 石岡諒太 | |
2016 | 柳裕也 | 京田陽太 | 石垣雅海 | 笠原祥太郎 | 藤嶋健人 | 丸山泰資 | |
2017 | 鈴木博志 | 石川翔 | 高松渡 | 清水達也 | 伊藤康祐 | 山本拓実 | |
2018 | 根尾昂 | 梅津晃大 | 勝野昌慶 | 石橋康太 | 垣越建伸 | 滝野要 | |
2019 | 石川昂弥 | 橋本侑樹 | 岡野祐一郎 | 郡司裕也 | 岡林勇希 | 竹内龍臣 | |
2020 | 高橋宏斗 | 森博人 | 土田龍空 | 福島章太 | 加藤翼 | 三好大倫 | |
2021 | ブライト健太 | 鵜飼航丞 | 石森大誠 | 味谷大誠 | 星野真生 | 福元悠真 | |
2022 | 仲地礼亜 | 村松開人 | 森山暁生 | 山浅龍之介 | 浜将乃介 | 田中幹也 | 福永裕基 |
2023 | 草加勝 | 津田啓史 | 辻本倫太郎 | 福田幸之介 | 土生翔太 | 加藤竜馬 |
この表には載っていない育成のライデル・マルティネス選手、松山晋也選手を入れると、ドラフト下位でも成績を残している選手が多い印象を受けます
育成選手の活躍も見逃せなくなっています
歴代ドラフト1位の選手の現状
ここからは、この12年間のドラフト1位の選手のうち、3人の選手の現状を見ていこうと思います
1.2015年ドラフト1位_小笠原慎之助選手
東海大相模高校からドラフト1位で入団した小笠原選手
2015年に退団した川上憲伸さんの背番号11を継承しました
2021年は、柳選手・大野雄大選手ともに先発3本柱を形成して自身初めてローテーションを守り抜きました
2024年は5勝11敗3.12でシーズンを終え、「全体的な数字が物語っている。防御率もだし、勝てていないし、三振も取れていない」とコメントしています
規定投球回には到達しましたが、悔しい結果となりました
小笠原選手は2024年オフにポスティングシステムを使ってメジャーに挑戦する様です
本格的な交渉はこれからの様ですが、夢に向かって挑戦する小笠原選手を応援したいです!
2.2016年ドラフト1位_柳裕也選手
横浜高校・明治大学を経てドラフト1位で入団
5年目の2021年に防御率2.20で11勝をあげ、最優秀防御率と最多奪三振、ベストナイン、ゴールデングラブ賞のタイトルを獲得しています
2024年はシーズン途中で成績を落とし、13試合に登板して防御率3.76、二軍でシーズンを終えました
2024年は不満足な結果でしたが、まだ30歳、選手会長も務める柳選手
来年もチームのために活躍してくれると思います!
3.2018年ドラフト1位_根尾昴選手
大阪桐蔭最強世代の一人で、2年春から3年夏まで4季連続で甲子園出場し、うち2年春・3年春3年夏で全国優勝を成し遂げています
ドラゴンズ入団後は遊撃手や外野手を経て、2023年からは投手として登録変更
2024年の6年目のシーズンは投手としてスタートしましたが、開幕は二軍スタート
年間成績は1試合先発・2試合リリーフ、防御率9.39 と結果を出すことが出来ませんでした
井上二来年こそ、根尾選手が一軍の舞台で輝く姿が見たいですね
まとめ
今回の記事では、中日ドラゴンズの歴代ドラフト結果とドラフトで獲得した選手の成績を紹介しました
今までのドラフトの積み重ねの結果がでてきていることがわかりましたね
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最後にポイントをまとめます
ポイント
- ドラフト上位だけでなく、下位の選手も活躍している傾向がある
- ドラフト獲得選手のうち、投手は活躍できているが、打者はあまり活躍できていない
- 過去のドラフト1位の選手でも、活躍できずに苦しんでいる選手がいる
来年の中日の結果も楽しみですね!!