この記事で解決できる悩みや疑問
- 阪神の歴代年俸ランキングを知りたい
親父が阪神ファンだったため、気がつくと黄色いメガホンを持って、阪神を応援していたhokutoです
今まで多くの阪神選手を見てきました
プロ野球選手は、自らの価値を年俸という形で評価されます
そこで、この記事では、阪神歴代選手の年俸ランキングTOP20を紹介します
この記事の内容
- 阪神歴代選手の年俸ランキングTOP20
- 阪神歴代年俸TOP10選手の活躍
この記事を読むと、阪神の歴代で高額年俸をもらった人がわかります
では、解説していきます
阪神歴代選手の年俸ランキングTOP20
阪神の歴代選手、年俸TOP20です
順位 | 選手名 | 年度 | 年俸 |
---|---|---|---|
1 | 金本 知憲 | 2007 | 5億5000万円 |
2 | マット・マートン | 2015 | 4億5000万円 |
3 | 藤川 球児 | 2009 | 4億 |
3 | 城島 健司 | 2010 | 4億 |
3 | 呉 昇桓 | 2014 | 4億 |
3 | 鳥谷 敬 | 2015 | 4億 |
3 | 糸井 嘉男 | 2018 | 4億 |
8 | マイク・グリーンウェル | 2004 | 3億6000万円 |
9 | ランディ・メッセンジャー | 2017 | 3億5000万円 |
10 | ウィリン・ロサリオ | 2018 | 3億4000万円 |
11 | 今岡 誠 | 2006 | 3億3000万円 |
12 | 近本光司 | 2024 | 3億 |
12 | ジョージ・アリアス | 2004 | 3億 |
12 | 西 勇輝 | 2023 | 3億 |
15 | アンディ・シーツ | 2007 | 2億9000万円 |
16 | 大山悠輔 | 2024 | 2億8000万円 |
17 | ジャスティン・ボーア | 2020 | 2億7500万円 |
18 | ロブ・ディアー | 1994 | 2億7000万円 |
19 | メル・ロハス・ジュニア | 2021 | 2億6000万円 |
20 | ロベルト・スアレス | 2021 | 2億5750万円 |
20人のうち外国人が10人、日本人が10人、歴代1位は我らがアニキ、金本選手でした
阪神歴代年俸TOP10選手の活躍
ここからは、歴代年俸TOP10の選手の活躍を、1人ずつ見ていきましょう
1位:金本 知憲
阪神で唯一、5億以上の年俸をもらった選手が金本選手です
数々の記録を打ち立てていますが、なんといっても1999年から2010年で達成した1492試合連続フルイニング出場でしょう。これは世界記録になっています
常に全力でプレーする姿も印象的で、1002打席連続無併殺打の日本記録も達成しています
走攻守揃ったプレーが特徴で、長打力や足の速さもある上に、選球眼もよく、シーズン最多四球を通算6度も記録しています
現役引退後は阪神の監督も務めており、阪神の歴代最高年俸選手としてふさわしい選手でしょう
2位:マット・マートン
阪神外国人、最強アベレージヒッター、マット・マートン選手です
6年間の在籍で、首位打者1回、最多安打3回、ベストナイン4回の活躍を見せました
非常に真面目で努力家で、試合中に相手投手や審判の癖をノートにメモしていたことは有名です
長打力はないですが、コンパクトなスイングで安打を量産し、2010年に達成した214安打は当時のNPBシーズン最多安打記録となっています
現役引退後はMLBへの復帰を目指しましたが、マイナーリーグからあがることができず、引退となりました
マートン選手も年俸に見合う活躍をした選手です
3位:藤川 球児
2005年80試合に登板し、優勝に貢献すると、2006年からはクローザーに定着し、2007年には日本記録となる46セーブをあげました
特徴はなんといってもストレートです。打者の手元で浮き上がるように伸びるのが特徴で、「火の玉ストレート」と称されていました
清原和博選手も「20年間見てきた中で、ナンバーワンのストレート」と称賛しているように、あらゆるバッターがそのストレートを絶賛しています
ストレートでの空振り率、リーグ平均8%の中、藤川選手は30%を記録していました
その後、MLBに挑戦、独立リーグも経験後、再び阪神へ復帰し、阪神で引退をしました
実績や人気を含めて、年俸に見合う活躍をした選手です
3位:城島 健司
キャッチャーで日本人初のメジャーリーガーが、日本球界復帰で選んだ球団が阪神タイガースでした
その際の年俸が4年4億円でした
結果、144試合に出場し、打率.303、28本塁打、91打点と期待通りの成績を残します
しかし、この年の終盤に左膝を負傷、オフに手術を受けた影響で翌年は打率.189、5本塁打、13打点と低迷
さらにその翌年も結果をだすことができず、1年残っていた契約を破棄し引退することを表明しました
契約1年目は年俸通りに見合った活躍でしたが、その後は怪我に苦しむこととなりました
3位:呉昇桓
2014,2015と2年間阪神で活躍した呉昇桓選手
2年間の在籍で、2年連続最多セーブ投手のタイトルを獲得
阪神史上初の韓国出身選手で、阪神に来る前は韓国リーグで5度の最多セーブ投手のタイトルを獲得
阪神退団後は、MLBの3球団でプレーし、その後、韓国リーグに復帰すると、2020年には通算408セーブを達成し、岩瀬投手を上回り、アジア出身投手として最多セーブ記録を打ち立てています
感情が表に出ず、常に冷静沈着な性格も特徴で、「石仏」と呼ばれていました
年俸に見合った活躍をした、記憶にも記録にも残るクローザーです
3位:鳥谷 敬
2004年から2019年にかけて、16年間阪神で活躍した鳥谷選手
2015年に5年4億の契約を締結しています
2015年、2016年、2017年は全試合に出場し、安定した成績を残しました
特に2015年はベストナインとゴールデングラブ賞も受賞しており、期待通りの活躍でした
2018年からはレギュラー争いに負け、二塁手として出場。打撃も振いませんでしたが、トータルでは、阪神生え抜きのスターとして見合った年俸だったのではないでしょうか
3位:糸井 嘉男
日ハム→オリックスで活躍した後、2017年に金本監督の説得もあり、阪神と4年契約で合意
114試合に出場すると、打率.290、17本塁打、62打点、21盗塁と活躍しました
オフに1億2000万円増の4億円で契約を更新
翌年も打率.308、16本塁打、68打点、22盗塁とバランスの良い活躍を見せました
打撃成績だけで見ると、4億円には物足りないように見えるかもしれませんが、守備や走塁面での貢献も高く、年俸に見合った活躍をした選手の1人といえます
8位:マイク・グリーンウェル
メジャー通算打率3割越えという触れ込みで、阪神に入団したグリーンウェル選手
阪神が当時の球団史上最高額の3億6000万円の大金をはたいて獲得したため、ファンからの期待もとても大きいものでした
デビュー3連戦で、12打数5安打5打点の成績。ファン期待はさらに高まりました
しかし、出場7試合目、自打球で右足指を骨折。「骨折は野球から身を引けという神のお告げだ」と語り、退団してしまいます
7試合ヒット6本で、3億6000万円という高額年俸だったことで、史上最悪の助っ人外国人として記憶されることとなりました
9位:ランディ・メッセンジャー
阪神外国人史上最長の10年間、阪神に所属していたランディ・メッセンジャー選手
NPB外国人最多の5年連続・6度の開幕戦先発登板、および開幕戦3勝という実績を残しています
中6日で投げる先発投手が多い中で、中5日や中4日で投げることができ、かつほとんど怪我のない、タフネスな投手でした
結果、8年連続でセリーグの最終規定投球回数に到達しており、阪神歴代先発投手としては最も優れた投手でした
これだけの活躍を見せたため、阪神ファンからも好かれており、外国人選手としては異例の引退セレモニーも行われています
間違いなく、年俸に見合って阪神を支えてくれた選手です
10位:ウィリン・ロサリオ
MLBで3年連続2桁本塁打、KBOで2年連続3割30本100打点を記録したほどの長打力を期待されて、入団したロサリオ選手
結果は、75試合出場、打率.242、8本塁打、40打点という不満足な結果となりました
春季キャンプの紅白戦や練習試合では、3試合連続本塁打など、長打力の片鱗を見せていました
しかし、開幕後は外に逃げるスライダーが打てず、他球団からスライダーで攻められることが多くなり、成績をだすことができませんでした
50試合目にはファームに降格、ファームでは18試合出場で打率.313、4本塁打、13打点と結果を残しましたが
再度、一軍登録された際には結果を残すことができず、1年で退団という結果となりました
まとめ
今回の記事では、阪神歴代選手の年俸ランキングTOP20を紹介しました
懐かしい選手がいたのではないでしょうか
最後にポイントをまとめます
ポイント
- 阪神歴代年俸トップは、5億5000万円の金本選手
- 高額年俸で最も活躍しなかったのは、3億6000万円のマイク・グリーンウェル選手
- 2023年阪神タイガースで、最も高額年俸は3億円の西勇輝選手
今年の阪神の選手にも期待ですね!!
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