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【判明】プロ野球ホームラン飛距離の測り方。ホームラン歴代最長飛距離ランキングや平均飛距離ランキングも紹介!

ホームラン飛距離の測り方

この記事で解決できる悩みや疑問

  • プロ野球のホームラン飛距離は、どうやって測ってるのか知りたい
  • ホームラン歴代最長飛距離の選手は誰か知りたい

先日、私、草野球で柵越えホームランを打ちました

推定飛距離はどれくらいなんだろうと思い、Google Mapで測ってみました

大体、この辺りに落ちたから・・と勘で線を引き、結果は87.25mでした

では、プロ野球の場合、どうやって飛距離を測っているのでしょうか?流石にGoogle Mapで線を引いてはないでしょう

この記事ではプロ野球ホームラン飛距離の測り方と歴代飛距離ランキングを解説していきます!

この記事の内容

  • ホームランの飛距離はどう測っているのか
  • Statcastが明らかにした本塁打になる打球の条件
  • NPB歴代ホームラン飛距離ランキング
  • NPB歴代ホームラン平均飛距離ランキング
  • 大谷翔平選手の本塁打平均飛距離

この記事を読むと、ホームラン飛距離の測り方の理解が深まり、今以上にプロ野球のホームランに興味をもてますよ!

では、解説していきます

ホームランの飛距離はどう測っているのか

いきなり結論ですが、ホームランの飛距離は弾道測定器で測っています

ただ、測り方が、NPBとMLBで若干異なるので、それぞれ分けて紹介します

NPBの測り方

トラックマンという弾道測定器を使っています

各球場に設置されており、ボールにレーダーを当てることで計測をします

レーダーでボールを追うことで、ボールのスピードや回転を測定しているのです

ホームランを打った時の飛距離もこれによってわかるのですね

2015年に楽天が導入を始めたのをきっかけに、2021年では11球団で導入されています(広島以外)

ただ、トラックマンにも欠点があり、レーダーはゴロや高いフライの追跡が苦手とされています

そのため、ホームランの飛距離も「推定」となるのです

MLBの測り方

MLBでもトラックマンは2015年、30球団全てに設置されました

しかし、2020年からはホークアイという新しい画像解析技術も全球場に設置

ホークアイは多くのカメラ映像をもとに、ボールだけでなく、プレイヤーも追跡、選手の動きや走者のスピードなどのデータも取得します

現在MLBではトラックマンとホークアイの両方のデータを解析するStatcast(スタットキャスト)と呼ばれるシステムを開発し、全球場に導入しています

これにより、かなり正確にホームランの飛距離をデータ解析し、実況中継放送中に画面上に表示をすることが可能になりました

NPBでもホークアイを導入する球団があらわれる

ホークアイはNPBでも導入が進んでいます

2020年にはヤクルトが導入。2021年、2022年にヤクルトが優勝した理由の一つとされています

また、球場の構造上の問題で、トラックマンを設置していなかった広島が2022年からホークアイを設置しています

今後もNPBでホークアイの設置球団は続々と増えていくことでしょう

Statcastが明らかにした本塁打になる打球の条件

メジャーリーグではStatcast(スタットキャスト)による様々なデータ分析が進んでいます

それにより、なんと本塁打になる確率が高い打球の条件がわかってきました

打球の飛距離は下記要素の組み合わせで、決まると考えられています

  • 打球速度
  • 打球角度
  • 打球回転
  • 気候(主に気温)

その中でも、打球速度158km/h以上、打球角度30度前後をみたすと、最も本塁打になる確率が高いことがStatcastによりわかったのです

これが新たな指標「バレル」と呼ばれているものです

バレルが誕生したことで、目指すべき打球速度と打球角度が明らかになり、MLBではその後、リーグ年間本塁打数が過去最高を記録しました

データがあることで、プレイまで変化するんですね

NPB歴代ホームラン飛距離ランキング

上位の記録が、2015年より前(弾道特定するシステム導入前)のため、すべて推定飛距離となります

順位選手名推定飛距離年度
1アレックス・カブレラ180m2005年
2大下弘170m1949年
3ラルフ・ブライアント170m1990年
4 ブーマー・ウェルズ162m1988年
5松井秀喜160m1998年

歴代トップは西武で活躍したカブレラ選手です

2005年対横浜線で打った打球が西武ドームの屋根を直撃します。これが推定飛距離180mと記録されました

確かにすごい打球ではありましたが、測っていないので真実はわかりませんね

NPB歴代ホームラン平均飛距離ランキング

次に、歴代ホームランの平均飛距離ランキングをみてみましょう

NPBが公開した2007年以降のホームラン記録を集計したものです

順位選手名本塁打合計平均飛距離
1アレックス・カブレラ111123.15
2ブラッド・エルドレッド133122.86
3トニー・ブランコ181122.54
4タフィ・ローズ104122.26
5ウラディミール・バレンティン301121.11

ここでもやはり、カブレラ選手です。しかも、上位5位は全て外国人ですね

日本人がでてくるのは7位で鈴木誠也選手120.44mでした

パワーではまだまだ日本人は及ばない部分がありますね

大谷翔平選手の本塁打平均飛距離

では、MLBで本塁打争いをするほどのパワーを持っている、大谷翔平選手はどれくらいの本塁打飛距離なのでしょうか

気になりましたので、おまけでこちらも調べました

2022年シーズンの本塁打平均飛距離は124.1mです!!

流石です!NPB歴代ホームランの平均飛距離ランキング1位よりも飛ばしてます

日本人として誇らしいです。今後も、大谷翔平選手の活躍には期待したいです

まとめ

今回の記事では、プロ野球ホームラン飛距離の測り方から歴代ホームラン飛距離ランキングを解説しました

最後にポイントをまとめます

ポイント

  • ホームラン飛距離の測り方は、NPBとMLBで異なる
  • 最も本塁打になる確率の高い打球は打球速度158km/h以上、打球角度30度前後
  • NPB歴代ホームラン平均飛距離ランキング上位5位は全員外国人だが、大谷翔平選手の記録はそれを上回る

これからも、どんな日本人選手がMLBで活躍するか、楽しみですね!

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  • この記事を書いた人

ほくと

小学生から野球を始め、野球歴30年、阪神タイガースファン歴も30年。大学時代は4年間バッティングセンター勤務。草野球チーム運営歴は20年になります。野球はやるのも観るのも大好き。野球を「やる人」も「観る人」も、今よりもっと野球を楽しめるようになる情報を発信していきます。野球グッツのレビュー依頼や質問は、お気軽にお問い合わせフォームまでどうぞ。詳しいプロフィールはこちら

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