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【2024年最新】メジャーリーグの年金制度とは?新庄選手や上原選手など、日本人がいくらもらえるかを紹介!

メジャーリーグの年金制度

この記事で解決できる悩みや疑問

  • メジャーリーグの年金制度とは
  • メジャーリーグで年金を受給できる条件とは
  • 日本人選手で年金受給の対象者は誰なのか

イチロー選手はメジャーの年金で毎年3,000万円がもらえると聞きました

長期にわたって活躍した選手には、メジャーリーグ独自の年金制度が用意されています

この記事ではメジャーリーグの年金制度について解説していきます

日本のプロ野球の年金制度については、こちらで解説しています

【これが現実】プロ野球選手になれる確率ともらえるお金を解説!廃止された年金制度や契約金についても説明します

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この記事の内容

  • メジャーリーグの年金制度の仕組み
  • メジャーリーグで年金を受給するための条件
  • 日本人メジャーリーガーの年金受給額一覧

この記事を読むと、メジャーリーグの年金制度について理解できるようになります

では、解説していきます

メジャーリーグの年金制度の仕組み

メジャーリーグの年金制度は、43日以上のメジャー(1軍)登録があれば、62歳から死ぬまで年金が支払われる制度です

1.受給金額

もらえる年金額(1ドル145円の場合)

  • 43日間:99.6万円/年($6,875)
  • 1年:398万円/年($27,500)
  • 3年:1,196万円/年($82,500)
  • 5年:1,993万円/年($137,500)
  • 8年:3,190万円/年($220,000)
  • 10年以上:3,985万円/年($275,000)

※もらえる金額は様々な情報が飛び交っているようですが、2024年現在、こちらのサイトの情報を参考にしております

メジャーリーグの年金支給額は満額で年間27.5万ドルが支給されます

年間約4,000万円ですので、毎月333万円が支給されることになります

メジャーリーグ年金制度の最大の特徴は、受給対象の選手が亡くなるまで支払われる「終身年金制度」である点です

一度受給を開始すると対象者が亡くなるまで支給される終身年金なので、引退後も一定の収入を得ることができます

また、受給者が亡くなった後も、配偶者がいれば、配偶者が相続して亡くなるまで受給することができます

引退後のセカンドライフを手厚くサポートしてくれる制度ですね

2.受給開始年齢

受給開始年齢は「62歳」からが基本となっています

ただ、希望があれば45歳/50歳/55歳/60歳から受給することも可能です

ただし、その場合には毎年の受給金額は減額されます

早期受給による減額率は開示されていませんが、一般的には下記のような減額率になると考えられています

前倒しした場合の減額率(予想)

  • 45歳から:満額の50%
  • 50歳から:満額の60%
  • 55歳から:満額の75%
  • 60歳から:満額の90%

引退した選手では、減額されても45歳からの受給を希望する選手も多いようです

3.年金制度の仕組み

一般的な年金制度は、若いうちに掛け金を払い、年金機構などが運用し、老後に支給されるというものです

働けるうちに、自分の老後のお金を収めておくという制度ですね

ただ、メジャーリーグの年金制度は、選手が掛け金を払う必要がありません

テレビなどの放映権料の収入をメジャーリーグ選手年金基金に積立て、それを元に年金を支払う仕組みとなっております

1965年に選手会が結成され、マービン・ミラー氏が世界最強の労働組合と呼ばれる、選手会を作り上げました

選手会のよって、選手に負担のかからないこのような手厚い年金制度を確立することができました

メジャーリーグで年金を受給するための条件

これだけ手厚い年金制度ですが、誰でも受給できるわけではありません

受給にはメジャー在籍期間が、最低「43日以上」必要です

アメリカには世界最高レベルのリーグであるメジャーリーグと、メジャーリーグの下部組織であるマイナーリーグが存在しています

メジャーリーグは30チームあり、1チームあたり40人の選手と契約していますので、メジャーリーグ選手は全体で1200人います

一方、マイナーリーグは1チームあたり、165人が所属できることとなっているため、約5,000人のマイナーリーグ選手がいます

メジャーリーグに上がることが、非常に大変なことです

ただ、メジャー登録の40人に入りさえすれば、ベンチ入りや試合に出なくても、日数がカウントされます

故障者リストに入っていても、メジャー登録であれば問題ありません

メジャーリーグに在籍している平均年数は5年とも言われており、その中で、厳しい競争を勝ち抜いて、メジャー登録を勝ち取るのは並大抵のことではないですね

日本人メジャーリーガーの年金受給額一覧

では、最後に今までメジャーリーグに挑戦してきた日本人メジャーリーがーの在籍年数と大まかな年金受給額を見てみましょう

名前在籍年数年金受給額
イチロー19年3,985万円/年($275,000)
野茂英雄12年3,985万円/年($275,000)
ダルビッシュ有11年3,985万円/年($275,000)
大家友和10年3,985万円/年($275,000)
松井秀喜10年3,985万円/年($275,000)
長谷川滋利9年3,588万円/年($247,500)
上原浩治9年3,588万円/年($247,500)
田澤純一9年3,588万円/年($247,500)
田口壮8年3,190万円/年($220,000)
松坂大輔8年3,190万円/年($220,000)
松井稼頭央7年2,791万円/年($192,500)
斎藤隆7年2,791万円/年($192,500)
黒田博樹7年2,791万円/年($192,500)
田中将大7年2,791万円/年($192,500)
前田健太7年2,791万円/年($192,500)
大谷翔平6年2,392万円/年($165,000)
青木宣親6年2,392万円/年($165,000)
岡島秀樹6年2,392万円/年($165,000)
伊良部秀輝6年2,392万円/年($165,000)
岩隈久志6年2,392万円/年($165,000)
福留孝介5年1,993万円/年($137,500)
菊池雄星5年1,993万円/年($137,500)
川崎宗則5年1,993万円/年($137,500)
木田優夫5年1,993万円/年($137,500)
吉井理人5年1,993万円/年($137,500)
井口資仁4年1,595万円/年($110,000)
城島健司4年1,595万円/年($110,000)
岩村明憲4年1,595万円/年($110,000)
大塚晶則4年1,595万円/年($110,000)
佐々木主浩4年1,595万円/年($110,000)
石井一久4年1,595万円/年($110,000)
高橋尚成4年1,595万円/年($110,000)

在籍年数4年以上の選手で32名いました

その中でも、年金を満額もらえる10年以上メジャーにいたのは5人だけです

改めて、メジャーに19年間在籍したイチロー選手の凄さが際立ちますね(MLBに行く前、NPBで9年活躍しています)

日本のプロ野球は年金制度がありませんので、日本で活躍している選手がMLBに行きたがる理由がよくわかります

ちなみに新庄選手は3年間の在籍でしたので、1196万円/年($82,500)がもらえることになっています

まとめ

今回の記事は、メジャーリーグの年金制度について詳しく解説しました

最後にポイントをまとめます

ポイント

  • メジャーリーグの年金制度は、43日以上のメジャー(1軍)登録があれば、62歳から死ぬまで年金が支払われる制度
  • 受給開始年齢は基本62歳からだが、希望があれば45歳/50歳/55歳/60歳から受給することも可能
  • 今までの日本人メジャーリーガーで、年金を満額もらえる10年以上メジャーにいたのは5人だけ

今後はぜひ、日本のプロ野球にも年金制度を作りたいですね

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ほくと

小学生から野球を始め、野球歴30年、阪神タイガースファン歴も30年。大学時代は4年間バッティングセンター勤務。草野球チーム運営歴は20年になります。野球はやるのも観るのも大好き。野球を「やる人」も「観る人」も、今よりもっと野球を楽しめるようになる情報を発信していきます。野球グッツのレビュー依頼や質問は、お気軽にお問い合わせフォームまでどうぞ。詳しいプロフィールはこちら