この記事で解決できる悩みや疑問
- 「Number1074_阪神タイガース監督論。」の概要を知りたい
- 「Number1074_阪神タイガース監督論。」の内容
- 「Number1074_阪神タイガース監督論。」はどういう人にお勧めなのか知りたい
阪神タイガースファン歴30年のほくとです
2023年の阪神タイガースの勢いは、すごいですよね
今年こそ1985年以来のアレがみれるのではないかと、今から胸が躍っています
そんな阪神の勢いにあやかって、Numberさんが「阪神タイガース監督論。」という特集の雑誌を発売しています
そこで、この記事では「Number1074_阪神タイガース監督論。」の概要と、どういう人にお勧めなのかを解説していきます!
この記事の内容
- 「Number1074_阪神タイガース監督論。」概要
- 「Number1074_阪神タイガース監督論。」の内容
- どういう人にお勧めの雑誌なのか
この記事を読むと、「Number1074_阪神タイガース監督論。」の概要とどういった人にお勧めなのかがわかります!
では、解説していきます
「Number1074_阪神タイガース監督論。」概要
「伝統ある人気球団を率いる監督には何が必要なのか」に迫った、まさに監督論の1冊です
2度目の監督就任でチームを首位に押し上げている岡田監督の手腕や星野仙一監督、野村克也監督のリーダーシップから、阪神の監督に必要な力を解き明かしています
2023年の岡田監督の采配を中心に、徐々に過去の監督の采配に焦点を当て、岡田監督の監督論を浮かび上がらせていきます
雑誌内の主なタイトル
- ロングインタビュー「岡田彰布」
- 愛弟子鳥谷敬が語る、2023年型采配
- 著書から読み解く岡田彰布の脳内
- 7回完全村上頌樹降板の舞台裏
- 真価を呼び覚ましたコンバート、中野拓夢
- シンデレラストーリーには続きがある、湯浅京己
- 人生を変えたJFKという名の魔法
- 生え抜きの愛と矜持、和田豊
- 安藤統男が築いていた1985年日本一の礎
- Vを呼んだ人心掌握術、星野仙一
- 腹心が明かす、野村克也
- 継承された超素材重視ドラフト、金本知憲&矢野燿大
- ピンチヒッターと指揮官、川藤幸三、真弓明信、桧山進次郎
どうです、このタイトルだけで、間違いなく阪神ファンの編集者が構成を考えたとわかります
だって、鳥谷さん、和田さん、桧山さんですよ!
また、一流記者が揃っている、Numberさん。記事が全て面白いのです
「Number1074_阪神タイガース監督論。」の内容
読んでみて、特に面白かった4つのコーナーの内容を紹介していきます
ロングインタビュー「岡田彰布」
酒井俊作さんという、日刊スポーツ新聞社で阪神を中心に取材をしていた方が記事を書いています
2003年2005年のリーグ優勝の取材もしているだけあって、岡田監督と距離感が近いのがわかります
このインタビューの中で、語られたのは、岡田監督の監督の思慮深さです
中野選手セカンドコンバートの理由や、目先の1勝を犠牲にしてでも梅野選手に立ち直らせるきっかけを与えたことが語られます
そして、私が驚いたのは4/2 DeNA戦での出来事です
2点リード8回2アウト1塁で、打席途中から代打原口選手を送った結果、初球を2ランを打ったのです
この出来事にも岡田監督の思慮深さがあったことが、記事を読むとわかります
岡田監督なら、きっと2023年にアレを実現してくれると確信できるような記事です
阪神ファンの方は必須で読んでください
7回完全村上頌樹降板の舞台裏
4/12の東京ドーム、突如として現れた阪神の村上様の衝撃は忘れることができません
2年ぶり、今シーズン初先発、7回完全無双状態で、まさかの降板。その舞台裏が描かれます
捕手としてボールを受けていたのは坂本誠志郎選手の気持ちや、村上選手にかけた言葉が明かされます
また、村上選手の後を任されることになった石井投手は、21年入団の同期でした
ブルペンで「8回行くよ」と告げられた後、どういう気持ちでマウンドに上がったのかが描かれます
1つの采配の裏側で、選手達の気持ちが揺れ動き、様々な葛藤や覚悟があることがわかります
今以上に、阪神を応援しよう!と思える記事です
真価を呼び覚ましたコンバート、中野拓夢
阪神ファンの中でもかなりの議論があった、中野選手のセカンドコンバート
結果としてはエラーも減り、打撃にも良い影響を与え、大成功の結果となっています
5回表、中野選手が見せつける球際の強さ!ヒット性の当たりをアウトに変える!#hanshin #虎テレ #阪神タイガース #ARE pic.twitter.com/5FKL9mbswq
— 阪神タイガース (@TigersDreamlink) April 2, 2023
しかし、中野選手は鳥谷選手に憧れていたということもあり、内心は複雑な心境だったようです
面白かったのは、今年の初めにある名手から教わった守備のコツの話です
その名手とは、侍ジャパンで一緒になった源田選手です
そう、中野選手はWBCに参加して、源田選手から守備を学んでいたのです
WBCの出番は少なかったけど、中野選手にとってとても大きな収穫があったんだなということがわかり、胸が熱くなりました
守備が安定したことで、打撃にどのようないい影響を与えているかも、中野選手の言葉で語られます
ぜひ、読んでおきたいコーナーです
継承された超素材重視ドラフト、金本知憲&矢野燿大
今の岡田阪神の中軸を支えるのは、金本&矢野監督時代のドラフト指名選手達です
年度 | 選手名 | 選手名 | 選手名 |
---|---|---|---|
2015年 | 2位:坂本選手 | 5位:青柳選手 | |
2016年 | 1位:大山選手 | 3位:才木選手 | 5位:糸原選手 |
2017年 | 3位:熊谷選手 | 4位:島田選手 | |
2018年 | 1位:近本選手 | 3位:木浪選手 | 6位:湯浅選手 |
2019年 | 1位:西純也選手 | 2位:井上選手 | |
2020年 | 1位:佐藤輝明選手 | 5位:村上選手 | 6位中野選手 |
2020年のドラフト前日、矢野監督が「なんとかなりませんか?」と直談判してまで、獲得したのが5位の村上選手です
今年の活躍を見て、矢野監督も心底嬉しいでしょうね
右腕を痛め、大方の球団が指名を回避する中、キャッチャーとして矢野監督は「キャッチャーがうまくリードすれば、プロで活躍出来る素材」と見極め、指名をします
このように、「素材」をドラフトでとろうという方針になったのが、金本監督の時からということが明かされます
鍛えた選手達が、未来永劫優勝争いができるように、今は素材をドラフトでとろうとしてくれたようです
青柳選手と大山選手という、今のエースと4番を指名しているのだから、金本監督の素材を見る目は確かだったことが証明されましたね
阪神の過去の監督達の積み重ねがあって、今があることがわかる、素晴らしい記事です
どういう人にお勧めの雑誌なのか
ズバリ、2023年の岡田阪神がなぜ強いのかを知りたい人に必読の雑誌だと思います
私は、月刊タイガースも購読して読んでいますが、Numberのほうがより選手の心情に深く入り込んで、記事が書かれていると感じます
選手の視点、OBの視点、そして記者からの視点で、なぜ2023年の阪神が強いのか、岡田監督がどのような判断をしているのかがわかります
あと、個人的に桧山選手の大ファンなのですが、この雑誌に掲載されている桧山選手の写真、めちゃめちゃカッコいいです
これだけでも、買った価値があったなと感じています
阪神ファンの方には、強くお勧めします!
↓Kindle版であれば、途中まで試し読みもできます
まとめ
今回の記事では、「Number1074_阪神タイガース監督論。」の概要と、どういう人にお勧めなのかを解説しました
阪神ファンなら絶対読むべき1冊です!
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