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【意外】ストレートのボールの握り方を紹介。意外なポイントを意識すると、伸びのあるストレートが投げられる!

ストレート 握り方

この記事で解決できる悩みや疑問

  • ストレートのボールの握り方がわからない(自己流でやってきた)
  • もっと速い球を投げたい
  • ストレートがスライダーしてしまう

私も30歳くらいまでは、自己流でボールを握っていましたが、握りを意識してから球速が少し伸びた(気がしてます)

誰でも投げているストレート、ボールの握り方って意外と教わっていないですよね

今回、正しいストレートの握り方を改めて勉強したところ、親指の添え方と人差し指と中指の間隔がポイントということがわかりました

勉強した内容をこの記事でわかりやすく解説していきます!

この記事の内容

  • ストレートとは何か
  • ストレートの握り方
  • ツーシームの握り方
  • 伸びのあるストレートとは

この記事を読むと、正しいストレートのボールの握り方がわかり、今より少し速いボールが投げられるようになります

では、解説していきます

ストレートとは何か

ストレートとは、真っ直ぐ進む球のことです。でも、そもそもボールはなぜ真っ直ぐ進むのでしょうか

それはボールの回転数が影響しています。ボールは手から離れたあと、重力で下に下がります

ただ、ボールに上方向の回転があると、上に向かう力が働きます。※この上に向かう力をマグヌス効果と言います

重力で下に下がる力と、マグヌス効果で上に上がる力が相殺し、ボールは真っ直ぐ進むのです

これがストレートです

通常は重力の力のほうが大きいため、ストレートは少しずつ沈みます

ただ、プロの豪速球投手では、まれにマグヌス効果のほうが大きくなり、浮き上がるようなストレートを投げます

プロの打者でもボールの下を空振りすることがありますが、あれはボールが沈まずに、ボールの下を空振りするのです

ストレートの握り方

ボールに回転数を与えることで、ストレートは投げられるとわかりました

では、ボールに回転数を与えるために、どのように握るのが良いのでしょうか

ストレートの握り方は↓こちらになります

  • 人差し指と中指は間隔を少し開け、縫い目にかける
  • 親指は人差し指と中指の真ん中の位置に添える
  • 手のひらとボールは指一本分あけてもつ

普段の握り方を比較して、いかがでしょうか?一つずつ解説していきます

人差し指と中指

人差し指と中指を縫い目にかけるのは、投げる際、縫い目に引っ掛け、回転数を上げるためです

この時、人差し指や中指にかかりすぎないよう、しっかりと2本の指でリリースすることが大切です

人差し指にかかりすぎると、シュート回転になりますし、中指にかかりすぎると、スライダー回転となります

人差し指と中指の間の間隔は指一本分と言われていますが、実はこの間隔は、人それぞれです

元阪神タイガースの藤川選手は、ピッタリつけて握っていたと発言しています

様々な間隔で投げ分けてみて、自分に合った握りをみつけましょう

親指

ストレートは最後、人差し指と中指で投げるので、親指はあくまで添えるだけです

位置は人差し指と中指の真ん中に添えます

ただ、この添え方にもいくつか考え方があります

↓この2つの画像を見てください

2つの画像は、親指の添え方が異なります

左は親指を伸ばして添える、右は親指を畳んで第一関節で添えるイメージです

これも人によって握り方が異なります

どちらのほうが、変な力がはいらないか、個々人で試してみて、しっくりするほうを選ぶといいでしょう

私は親指の添え方を伸ばす形から、畳む形に変えたところ、ストレートの球速が伸びた(ように感じています)

手のひらとボールは指1本分あける

ストレートは親指を添えて、人差し指と中指で投げます

そのため、ボールを深く握りすぎると投げにくくなります

基本は手のひらとボールは、指1本分開けて握りましょう

ただ、ボールに回転数を与えるためには、開けないほうがいいという考えもあります

こちらの動画の3分〜をご覧ください

私は実際に試してみて、手のひらとボールは開けたほうが、指で回転をかけやすいと感じましたが、一回試してみる価値はありそうです

ツーシームの握り方

ツーシームやフォーシームという言葉を聞くことが増えました

シームとは「縫い目」という意味です

ボールが1回転する時に、縫い目が何回空気に引っかかるかで球種が分かれています

・フォーシーム:ボールが1回転する間に縫い目が4回通る
・ツーシーム:ボールが1回転する間に縫い目が2回通る

ボールの握り方は↓こちらです

あれ?と思った方がいたかもしれません。そうです、フォーシームとは先ほど紹介したストレートのことです

ストレートの握りを縫い目に対して縦に指をかけると、ツーシームになります

ツーシームにすると、空気にひっかかる縫い目が少なくなります

そのため、空気抵抗に乱れが生じ、フォーシームより少し沈む変化をします

プロ野球選手はツーシームの微妙な変化で、打者を打ち取っているんですね

伸びのあるストレートとは

「伸びのあるストレート」という言葉を耳にしますよね

バッターボックスでも、このストレートは伸びると感じることがあります

この伸びとはどういう状態なのでしょう

伸びの正体はストレートの初速と終速の差が小さいストレートのことです

どんなストレートでも、空気抵抗を受けることで、初速(投げ始めた時の球速)より、終速(ミットにおさまる時の球速)は遅くなります

しかし、ボールの回転速度が速ければ速いほど、空気抵抗が減り球速が落ちなくなり、伸びのあるストレートになっていきます

回転速度のあるボールを投げるには、腕の振りやフォームなど、様々な要因が絡みますが、まずはボールの握り方を意識して練習してみましょう

まとめ

今回の記事では、ストレートのボールの握り方を、説明しました

最後にポイントをまとめます

ポイント

  • ストレートは重力とボールが回転する力が相殺して、真っ直ぐ進む
  • ボールの握り方は、親指は添え方と人差し指と中指の間隔が人それぞれなので、試してみるのが良い
  • 伸びのあるストレートとは初速と終速の差が小さいストレートのこと

さあ、あなたも次の練習で早速自分なりのストレートの握り方を試してみましょう!

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  • この記事を書いた人

ほくと

小学生から野球を始め、野球歴30年、阪神タイガースファン歴も30年。大学時代は4年間バッティングセンター勤務。草野球チーム運営歴は20年になります。野球はやるのも観るのも大好き。野球を「やる人」も「観る人」も、今よりもっと野球を楽しめるようになる情報を発信していきます。野球グッツのレビュー依頼や質問は、お気軽にお問い合わせフォームまでどうぞ。詳しいプロフィールはこちら

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