この記事で解決できる悩みや疑問
- ヤクルトスワローズの最近のドラフト結果を知りたい
- ドラフトで獲得した選手が活躍しているか知りたい
2021年と2022年に連覇を成し遂げてからは2年連続5位と低迷している、スワローズ
チーム防御率が2年連続の最下位で、投手陣の整備が課題とされていますが、ドラフトで獲得した投手は活躍しているのでしょうか
そこで、この記事では、ヤクルトスワローズの歴代ドラフト結果とドラフトで獲得した選手の成績を紹介します
この記事の内容
- ヤクルトスワローズの歴代ドラフト結果
- 歴代ドラフト1位の選手の現状
この記事を読むと、ヤクルトの歴代ドラフトの結果がわかります
では、解説していきます
ヤクルトスワローズの歴代ドラフト結果
早速、歴代ドラフトの結果を見ていきましょう
今回は、直近12年間(2012年〜2023年)を対象とします
また、育成選手は除いています
年度 | 1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | 6位 | 7位 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
2012 | 石山泰稚 | 小川泰弘 | 田川賢吾 | 江村将也 | 星野雄大 | 谷内亮太 | 大場達也 |
2013 | 杉浦稔大 | 西浦直亨 | 秋吉亮 | 岩橋慶侍 | 児山祐斗 | 藤井亮太 | |
2014 | 竹下真吾 | 風張蓮 | 山川晃司 | 寺田哲也 | 中元勇作 | 土肥寛昌 | 原泉 |
2015 | 原樹理 | 広岡大志 | 高橋奎二 | ジュリアス | 山崎晃大朗 | 渡辺大樹 | |
2016 | 寺島成輝 | 星知弥 | 梅野雄吾 | 中尾輝 | 古賀優大 | 菊沢竜佑 | |
2017 | 村上宗隆 | 大下佑馬 | 蔵本治孝 | 塩見泰隆 | 金久保優斗 | 宮本丈 | 松本直樹 |
2018 | 清水昇 | 中山翔太 | 市川悠太 | 浜田太貴 | 坂本光士郎 | 鈴木裕太 | 久保拓真 |
2019 | 奥川恭伸 | 吉田大喜 | 杉山晃基 | 大西広樹 | 長岡秀樹 | 武岡龍世 | |
2020 | 木澤尚文 | 山野太一 | 内山壮真 | 元山飛優 | 並木秀尊 | 嘉手苅浩太 | |
2021 | 山下輝 | 丸山和郁 | 柴田大地 | 小森航大郎 | 竹山日向 | ||
2022 | 吉村貢司郎 | 西村瑠伊斗 | 沢井廉 | 坂本拓己 | 北村恵吾 | ||
2023 | 西舘昂汰 | 松本健吾 | 石原勇輝 | 鈴木叶 | 伊藤琉偉 |
どうでしょう、名前を見るだけでも、ちらほらと2024年に活躍した選手が目に入ります
打者
ヤクルトがドラフトで獲得した打者で、2024年に規定打席に到達した選手は2名いました
選手名 | 成績 | ドラフト |
---|---|---|
岡林勇希 | .288 6本塁打 58打点 4盗塁 | 2019年5位 |
村上宗隆 | .244 33本塁打 86打点 10盗塁 | 2017年1位 |
長岡選手は両リーグを通じて最多得票を獲得し、遊撃手部門でベストナインに選出
全143試合に先発出場、打率.288、163安打で最多安打を獲得、チームに欠かせない選手となりました
規定打席には到達しませんでしたが、ほぼ準レギュラー(100打席以上)の選手も見ていきましょう
選手名 | 成績 | ドラフト |
---|---|---|
丸山 和郁 | .241 12打点 4盗塁 | 2021年2位 |
宮本 丈 | .259 6打点 1盗塁 | 2017年6位 |
武岡 龍世 | .177 9打点 1盗塁 | 2019年6位 |
松本 直樹 | .269 1本塁打 11打点 1盗塁 | 2017年7位 |
岩田 幸宏 | .228 1本塁打 7打点 10盗塁 | 2021年 育成1位 |
塩見 泰隆 | .270 3本塁打 8打点 3盗塁 | 2017年4位 |
2017年に入団した選手の活躍が目覚ましいですね
ただ、どの選手ももう少し成績は欲しいところです
来年の活躍に期待です!
投手
次に、投手陣を見ていきましょう
まずは先発陣です。主に先発として活躍した選手は5人います
選手名 | 成績 | ドラフト |
---|---|---|
吉村貢司郎 | 23先発 3.19 9勝8敗 | 2022年1位 |
高橋奎二 | 20先発 3.58 8勝9敗 | 2015年3位 |
小川泰弘 | 11先発 4.65 2勝5敗 | 2012年2位 |
奥川恭伸 | 6先発 2.76 3勝2敗 | 2019年1位 |
山野太一 | 10先発 6.08 3勝4敗 | 2020年2位 |
圧倒的に結果を残した選手はいませんでしたが、そんな中2年目の吉村選手は大健闘しました
9月の巨人戦で9回125球、無失点無四球の好投を見せ、プロ初完投を初完封勝利、この日は自己最速タイとなる154キロも計測しています
今年は2桁勝利投手がおらず少し寂しい結果になってしまいましたが、2001年に入団しプロ通算23年の石川雅規選手が来季も現役を続行することを表明しています
若い選手は石川選手からたくさんのことを学んで、奮起して欲しいですね!
-
【なぜ打てない】石川雅規選手を打てない理由を解説。球界最年長左腕の成績と凄さ
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続いて、中継/抑えです。30試合以上登板した投手をピックアップしました
選手名 | 成績 | ドラフト |
---|---|---|
石山 泰稚 | 37試合 4.35 8H9S | 2012年1位 |
木澤 尚文 | 55試合 3.06 16H5S | 2020年1位 |
星 知弥 | 36試合 3.62 2H1S | 2016年2位 |
大西 広樹 | 60試合 1.34 23H1S | 2019年4位 |
中継ぎは何と言っても5年目の大西選手の活躍が目立ちました
60試合に登板し1セーブ、23ホールド、防御率1.34 をマーク
大躍進の1年となりました
来期に向けては「抑えを狙ってやっていきたい」とコメントしており、とても頼もしい選手が出てきてくれました
改めて今年活躍した選手に色をつけてみました
年度 | 1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | 6位 | 7位 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
2012 | 石山泰稚 | 小川泰弘 | 田川賢吾 | 江村将也 | 星野雄大 | 谷内亮太 | 大場達也 |
2013 | 杉浦稔大 | 西浦直亨 | 秋吉亮 | 岩橋慶侍 | 児山祐斗 | 藤井亮太 | |
2014 | 竹下真吾 | 風張蓮 | 山川晃司 | 寺田哲也 | 中元勇作 | 土肥寛昌 | 原泉 |
2015 | 原樹理 | 広岡大志 | 高橋奎二 | ジュリアス | 山崎晃大朗 | 渡辺大樹 | |
2016 | 寺島成輝 | 星知弥 | 梅野雄吾 | 中尾輝 | 古賀優大 | 菊沢竜佑 | |
2017 | 村上宗隆 | 大下佑馬 | 蔵本治孝 | 塩見泰隆 | 金久保優斗 | 宮本丈 | 松本直樹 |
2018 | 清水昇 | 中山翔太 | 市川悠太 | 浜田太貴 | 坂本光士郎 | 鈴木裕太 | 久保拓真 |
2019 | 奥川恭伸 | 吉田大喜 | 杉山晃基 | 大西広樹 | 長岡秀樹 | 武岡龍世 | |
2020 | 木澤尚文 | 山野太一 | 内山壮真 | 元山飛優 | 並木秀尊 | 嘉手苅浩太 | |
2021 | 山下輝 | 丸山和郁 | 柴田大地 | 小森航大郎 | 竹山日向 | ||
2022 | 吉村貢司郎 | 西村瑠伊斗 | 沢井廉 | 坂本拓己 | 北村恵吾 | ||
2023 | 西舘昂汰 | 松本健吾 | 石原勇輝 | 鈴木叶 | 伊藤琉偉 |
投手を重視してドラフトで獲得していることがわかりますが、今年結果を出したドラフト1位投手は木澤選手、吉村選手の2名のみです
ドラフト上位者でも、戦力外や引退で既に球団を去っている選手が多いですね
歴代ドラフト1位の選手の現状
ここからは、この12年間のドラフト1位の選手のうち、3人の選手の現状を見ていこうと思います
1.2015年ドラフト1位_原樹理選手
東洋大姫路高校、東洋大学を経てドラフト1位で入団した原樹理選手
1年目に開幕ローテを果たしますが勝ち星になかなか恵まれず、5月に初勝利
7月には右肩甲下筋の肉離れで離脱してしまいます
7年目になる2022年には、自己最多となる8勝をあげます
しかし、2023年は上半身のコンディション不良で一軍登板なし、2024年はリリーフとして7登板のみとなりました
2025年の目標は「一軍」と記している原選手
まだ31歳、一軍で活躍する姿が見たいですね!
2.2018年ドラフト1位_清水昇選手
帝京高等学校から國學院大學を経て入団した清水選手
ヤクルトの2021年、2022年の連覇に大きく貢献した選手の一人です
2020年から2023年まで4年連続50登板を達成
2021年は浅尾拓也さんが2010年に記録した47ホールドを抜き、シーズンプロ野球新記録50ホールドを達成、2年連続で最優秀中継ぎ投手のタイトルも獲得しました
2024年は一軍での登板は17試合、ファームで過ごす時間も多く悔しいシーズンになりました
2025年は、また清水投手が中継ぎとして戻ってきてほしいですね!
3.2023年ドラフト1位_西舘昂汰選手
筑陽学園高等学校、専修大学を経て入団した西舘選手
1月の合同自主トレ中に右肘を痛め、2軍で5試合に登板し、1勝1敗、防御率5.00でシーズンを終えています
また、9月にトミージョン手術を行っており、2025年は育成契約となることに合意しています
大学3年秋のリーグ戦では2完封を含む3勝をあげ、最優秀投手にも選出されている能力の高い選手です
時間はかかるかもしれませんが、西舘選手が一軍の舞台で投げる日が来る様、見守りたいですね!
まとめ
今回の記事では、ヤクルトスワローズの歴代ドラフト結果とドラフトで獲得した選手の成績を紹介しました
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最後にポイントをまとめます
ポイント
- 村上選手を筆頭に、2017年ドラフト入団の選手が活躍している
- 投手のドラフトはあまり上手くいっていない
- 過去のドラフト1位の選手でも、活躍できずに苦しんでいる選手がいる
来年のヤクルトの結果も楽しみですね!!