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【サブマリン】アンダースロー最速投手は誰?アンダースローの有名選手や現役選手を一挙に紹介!

アンダースロー最速投手

この記事で解決できる悩みや疑問

  • アンダースローとはどのような投法なのか
  • アンダースローの最速投手は誰なのか
  • アンダースローのメリット・デメリット

野球の投げ方の一つにアンダースローがあります

30年くらい野球をやっていますが、アンダースローの投手に会ったことはほとんどありません

その理由の一つとして、アンダースローは球速が速くないという点があります

そこで、アンダースローの球速はどれくらいで、最速の投手はどれくらいの速さなのかを調べました

この記事では、アンダースローの最速投手について解説していきます

この記事の内容

  • アンダースローの投げ方とは
  • アンダースローの有名選手や現役選手一覧
  • アンダースローの最速投手
  • アンダースローのメリット・デメリット

この記事を読むと、アンダースローへの理解が深まります

アンダースローの投げ方とは

野球には主に4つの投げ方があります

野球の4つの投げ方

  1. オーバースロー:頭の上から投げる上手投げ
  2. スリークォータースロー:オーバースローとサイドスローの中間の投げ方
  3. サイドスロー:体の横から投げる横手投げ
  4. アンダースロー:地面近くから投げる下手投げ

アンダースローは、下手投げともよばれる野球の投法の一つです

投球する腕が地面との平行を下回る角度から、ボールをリリースする投法です

ボールを投げる際に身体が大きく沈み込みます

リリースされたボールはまるで地面から浮き上がってくるようです

アンダースローは、海面から上がってくる潜水艦になぞらえて、「サブマリン投法」と呼ばれています

アンダースローの有名選手や現役選手一覧

日本のプロ野球で活躍したアンダースローの選手を紹介します

日本における最初のアンダースローは、1936年に阪急に入団した重松通雄選手と言われています

また、アンダースローの現役選手(2024年時点)は4名います

主なチーム選手名通算成績
阪急重松通雄234試合/3.06/63勝82敗
松竹井筒研一245試合/3.47/45勝73敗
西武武末悉昌173試合/3.38/49勝46敗
近鉄武智文雄401試合/2.97/100勝137敗
中日石川緑374試合/3.32/62勝60敗
広島弘瀬昌彦348試合/3.32/44勝61敗
南海杉浦忠577試合/2.39/187勝106敗
阪急足立光宏676試合/2.91/187勝153敗
東映安藤元博71試合/2.93/17勝16敗
巨人渡辺秀武606試合/3.35/118勝100敗8S
大洋山下律夫505試合/3.64/103勝101敗16S
広島須山成二2試合/0.00/0勝0敗
阪急山田久志654試合/3.18/284勝166敗43S
ヤクルト会田照夫273試合/4.34/29勝45敗3S
広島堂園喜義一軍出場なし
横浜田中由郎139試合/4.54/12勝24敗5S
西武松沼博久297試合/4.03/112勝94敗1S
ロッテ渡辺俊介255試合/3.65/87勝82敗1H
巨人会田有志37試合/2.88/3勝2敗7H
西武牧田和久(日)276試合/2.83/53勝49敗25S54H
(米)27試合/5.40/0勝1敗0S2H
ヤクルト山中浩史86試合/4.23/16勝24敗2H
楽天加藤正志10試合/5.65/0勝0敗
ソフトバンク高橋礼現役選手
西武與座海人現役選手
オリックス中川颯現役選手
日ハム鈴木健現役選手

アンダースローの中で最も有名な選手といえ、山田久志選手ではないでしょうか

山田久志選手は、プロ通算20年で284勝を達成し、アンダースローの選手の中で唯一名球会入りをしています

受賞タイトルもすごいです

山田久志選手の主なタイトル

  • シーズンMVP(3回)
  • 最多勝(3回)
  • 最優秀防御率(2回)
  • 最高勝率(4回)
  • 日本シリーズMVP
  • ベストナイン(5回)

山田久志選手の魅力は、ボール一個分を出し入れするコントロールと球威のあるストレートでした

当時は球速の計測がきちんとできていませんでしたが、山田久志選手のストレートは145㎞だったと言われています

アンダースローの投手としてはかなりの球速です

山田選手は球速が速い上に、ピンチでも強気で攻めるメンタル、病気や怪我のないフィジカルと全ての能力が揃っている選手でした

アンダースローの最速投手

アンダースローの最速投手を紹介していきます

大前提としてアンダースローの投手は非常に珍しく、プロ野球選手の中で1%にも満たないです

アンダースローの平均球速は120キロ前半です

最速の投手はどれくらいの球速をだすのでしょうか

日本最速:高橋礼選手

日本プロ野球のアンダースロー最速投手は、高橋礼選手です

2024年は読売ジャイアンツに所属している現役投手です

高橋礼選手のストレート最速は146キロです

2018年の日本シリーズで記録しました

アンダースロー投手は、変化球で打者をかわす選手がほとんどですが、高橋礼選手は140キロ台のストレートを打者の胸元に投げ込み勝負をします

また、ストレートだけでなく変化球も超一級品であり、特に右打者の足元に沈むシンカーは打者を翻弄します

ちなみに、高橋礼選手はオーバースローでは120キロ程度しか投げられないらしいです

不思議ですね

世界最速:ブラッド・ジーグラー選手

メジャーリーグのアンダースロー最速投手は、ブラッド・ジーグラー選手です

アスレチックスやダイヤモンドバックス、レッドソックスなどで活躍した投手です

ブラッド・ジーグラー選手は最速150キロのストレートを投げます

驚異的なスピードですよね

ジーグラー選手は、最初オーバースローでしたが、メジャー出場の途中から独特な軌道を描くアンダースローに転向しました

WBCにも出場するなどメジャーリーグの名投手です

アンダースローのメリット・デメリット

アンダースローにはメリットもデメリットもあります

デメリット

アンダースローの最大のデメリットは球速が遅くなることです

重力の影響を強く受ける点やボールに力を伝えにくいフォームのため、球速が遅くなるのです

また、アンダースローは膝や下半身に大きく負担のかかるフォームです

大きく身体を沈み込ませて、上体を折り曲げるように投げるため、強いフィジカルでないと投げることができません

もう一つデメリットとしては、投球動作に時間がかかることです

ボールに力を伝えるためにも投球モーションを大きくする必要があるため、他の投球方法に比べて時間がかかります

ランナーのいる場面のクイックモーションも難しい投球方法です

メリット

アンダースロー最大のメリットは、特殊なボールの軌道です

打者の目線よりも低い、地面スレスレの位置から浮き上がってくる軌道は珍しく、バットに当てることも難しいです

また、アンダースローは肘や肩への負担が少ないこともメリットです

全身で投げるフォームになるため、肘や肩に負担がかからず、故障のリスクを大きく下げられます

デメリットとメリットをもつアンダースローは、うまく使いこなせれば、唯一無二の選手になれるでしょう!

まとめ

今回の記事では、野球のアンダースローについて、わかりやすく解説しました

最後にポイントをまとめます

ポイント

  • アンダースローは海面から上がってくる潜水艦になぞらえて、「サブマリン投法」と呼ばれている
  • アンダースローの中で最も有名な選手は、山田久志選手
  • 日本プロ野球のアンダースロー最速投手は、高橋礼選手で球速146km

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ほくと

小学生から野球を始め、野球歴30年、阪神タイガースファン歴も30年。大学時代は4年間バッティングセンター勤務。草野球チーム運営歴は20年になります。野球はやるのも観るのも大好き。野球を「やる人」も「観る人」も、今よりもっと野球を楽しめるようになる情報を発信していきます。野球グッツのレビュー依頼や質問は、お気軽にお問い合わせフォームまでどうぞ。詳しいプロフィールはこちら