この記事で解決できる悩みや疑問
- 新しい野球グローブを柔らかくしたい
- 自分で柔らかくしていいのか、専門店に頼んだほうがいいのか迷っている
- ドライヤーを使っていいか迷っている
野球歴30年の「ほくと」です
野球に必須のアイテムはグローブですよね
私は中学1年生の時、親に買ってもらったグローブをいまだに愛用しており、かれこれ30年近く同じグローブを使っています
先日、初めてグローブを修理に出し、戻ってきたのですが、革を一部交換したことで、グローブが硬くなっていました
そこで、グローブを柔らかくする方法を調べて実践しましたので、その情報を共有したいと思います
この記事では野球のグローブを柔らかくする方法と型付け専門店5選を紹介していきます!
この記事の内容
- 一般的な野球のグローブを柔らかくする方法
- 実践した野球のグローブを柔らかくする方法
- 野球グローブ型付け専門店5選
この記事を読むと、野球グローブを柔らかくする方法がわかります!
では、解説していきます
一般的な野球のグローブを柔らかくする方法
野球のグローブを柔らかくする方法を調べると、「ドライヤーを使う」や「オーブンで温める」や「お湯に浸す」などがでてきます
これらは全て「革を温めて柔らかくする」方法です
ただ、基本的にこれらの方法は、お勧めできません
革は温めると柔かくなる一方で、温度が高すぎると、縮んでしまい、元に戻らなくなってしまいます
また、柔かくしなくてもいい箇所まで柔らかくなってしまいます
高級な革のバッグや靴が硬いからといって、温めたりしませんよね?
同じように、よっぽど、温度管理に自信がない限りは、「ドライヤーを使う」「オーブンで温める」「お湯に浸す」はやめた方がいいでしょう
一般的な野球のグローブを柔らかくする方法は、叩くことと揉むことです
野球のグローブは一定程度の硬さがありつつ、必要な箇所が柔らかくなっていることが理想です
そこで、捕球部は叩き、開閉に関係する「根本部分」や「先端部分」を揉むことで、柔らかくするといいでしょう
中村紀洋選手は、10分間揉むだけで使えるようになると言っていますので、参考にしてください
実践した野球のグローブを柔らかくする方法
私のグローブはこちらです
見た目では分かりませんが、下記の箇所(裏革、ヘリ革、すべての紐)を新しくしました
こちらが古くなったもの
相当使い込んだことがわかりますね(30年弱くらい使っていました)
裏革、ヘリ革、すべての紐を交換した結果、グローブの開閉が非常に硬くなってしまい、このままだと試合に使えないという状態になりました
そこで、私はこのような方法でグローブを柔らかくしました
グローブを柔らかくした方法
- 裏革:ひたすらキャッチボール
- ヘリ革、上部の紐:ハタケヤマのグローブオイルを塗って、手で揉む
結果、2~3回の練習後、試合で全く問題なく使えるようになりました
ポケット部分(ボールを捕球する部分)は、やはり、キャッチボールで柔らかくするのが一番です
実際に捕る中で柔らかくなるので、自然にいい形になっていきます
とはいっても、グローブの根本や先端部分が硬いままだと、グローブの開閉自体ができず、キャッチボールもまともにできないと思います
そこで、グローブの根本や先端部分はハタケヤマのグローブオイルを使用しました
ハタケヤマのグローブオイルは、少量で揉んでいくうちに、自然と柔らかくなっていくのでお勧めです
通常のグローブオイルでもいいのですが、ハタケヤマのものはグローブを軟化させることに特化したオイルなので、よりスムーズに柔らかくすることができますよ
野球グローブ型付け専門店5選
私は修理したグローブを柔らかくしたのですが、店舗で購入した新品グローブの場合は、型付専門店でお願いするという方法もあります
専門店では、主に3つの方法で型付けを行なってくれます
専門店の型付け方法
- 手揉み(水分は使わず、手で揉む)
- スチーム(スチーム機械に入れ、温めてから手で揉む)
- 湯もみ(熱いお湯に浸けてから、手で揉む)
値段は1から3にかけて、高くなっていきます
自分が頼みたい型付け方法を行なっている専門店に頼みましょう
では、代表的な型付専門店を5つ紹介します
1.Swallow Sports
最初に紹介するのは、野球用品専門店スワロースポーツです
野球用品の専門店が、グラブの型付けもやってくれています
スワロースポーツの特徴は、柔軟性を出すことよりも、ポケットの成型を重視していること
必要な部分だけを柔らかくするので、型崩れはせずに、開閉がしやすいグローブが出来上がります
価格は4,400円+送料798円です
大手の安心感もありますね
もし迷ったら野球用品専門店スワロースポーツにしておけば間違いはないでしょう
2.ベスボールショップGTK
次に紹介するのは、香川県にあるベースボールショップGTKさんです
GTKさんの特徴は、元西武ライオンズ担当12年の職人さんが型付けをしてくれるということです
まず、グラブの紐を逆通し(紐の巻く方向を逆にする)し、グラブを十分に開きやすい状態にします
その後、グラブを熱湯につけ、揉み込みます
最後にグラブハンマーで、捕球面を作っていくという作業になります
送料込みで6,600円という価格ですが、プロの技を見てみたい、体感してみたいという方は是非、お試しください
香川県にあるベースボールショップGTKさんです
3.87SPORTS
次に紹介するのは、湯もみ型付け野球専門店87SPORTSです
お客様の希望やプレイスタイルに合わせて、丁寧に型付けをしてくれます
型付けを専門にやっているだけあって、もし、湯もみが嫌いな場合には他の方法で型付もしてくれるそうです
年間約1,000個の型付実績がるため、品質は全く問題ないでしょう
5,500円+送料(愛媛県)と、価格も妥当な値段です
4. 野球専門店ムサシ
次に紹介するのは野球専門店ムサシです
ムサシは野球のグローブに特化したオンラインショップです
他の専門店との違いは、水分を使わないこと(湯もみをしない)です
徹底的に手でグローブを揉むことで、グローブの型付けを行ないます
手揉み加工の回数によって、値段が異なっており、3~5回行なってくれる「ゴールド」がおすすめのようです
他店と比べると、値段も圧倒的に安く、「ゴールド」で1,980円+送料650円で行なってくれます
手でグローブの型付けをやって欲しいという方に、お勧めです
5.リバーアップ4号店
最後に紹介するのはリバーアップ4号店さんです
20年以上実績のあるベテラン職人さんが、型付けをしてくれます
スチーム片付けは、スチーマーで柔かくしてから、手で揉みほぐす加工です
型付の種類は「手揉み」「スチーム」「湯もみ」と選べるようで、それぞれ、2,500円、4,500円、6,500円と値段が異なっています
型付け実績が長年あるリバーアップ4号店さんに頼むのも安心でしょう
まとめ
今回の記事では、野球のグローブを柔らかくする方法と型付け専門店5選を紹介しました
最後にポイントをまとめます
ポイント
- よっぽど、温度管理に自信がない限りは、自分で「ドライヤーを使う」「オーブンで温める」「お湯に浸す」をするのはやめた方がいい
- グローブを柔らかくするために、ハタケヤマのグローブオイルはとてもお勧め
- 専門店の型付け方法は「手揉み」「スチーム」「湯もみ」の3種類
グローブの型付けをして、自分に合ったグローブに育てて、野球を楽しみましょう!
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