
この記事で解決できる悩みや疑問
- 草野球で使うスパイクの選び方がわからない
- お勧めのスパイクを知りたい

草野球を20年間やっている「ほくと」です
私、草野球を始めた頃は中高時代に使っていたスパイクをそのまま使っていました
しかし、20年間草野球をやったことで、草野球に適したスパイクの選び方があることに気がつきました
そこで、この記事では草野球用のスパイクの選び方とお勧め3選を紹介していきます!
この記事の内容
- 草野球用スパイクの選び方
- 草野球用スパイクお勧め3選
この記事を読むと、草野球で使えるスパイクをみつけることができます!
では、解説していきます
草野球用スパイクの選び方
一般的に野球用スパイクの選び方には、このような観点があります
野球用スパイクの選ぶ観点
- 種類(金属/ゴム)
- 足首のタイプ(ローカット/ミドルカット/ハイカット)
- 重量
- 素材(人工革/天然革)
- ソール(樹脂ソール/ポイントソール/革底)
- 歯の位置
- 色
もちろん、最高のパフォーマンスをだすためには、全ての観点にこだわって、自分に合ったスパイクを作るのが良いでしょう
しかし、草野球においては全てにこだわる必要はありません
重要なのは「種類」「重量」「歯の位置」の3つになります
それぞれ、ポイントを見ていきましょう
スパイクの種類
スパイクの種類には大きく2つ「金属スパイク」と「ポイントスパイク(ゴム)」があります
小さい頃から野球をやっていた方は、小学生の時はポイントスパイク、中学生高校生では金属スパイクを使っていたと思います
草野球ではポイントスパイクを使ってください
これにはいくつか理由があります
まず、草野球のグラウンドでは金属スパイクが使用禁止になっているところがあります。特に人工芝グラウンドでは使用禁止です
せっかく、スパイクを用意したのに使えないと残念ですよね
また、グラウンドでは使用OKでも、グラウンドのある公園内では使用禁止ということも多々あります
スパイクを履いたままトイレに行ったり、飲み物を買ったりすることはよくありますが、その度に履き替えるのは手間がかかりますよね
機能面で比較してみましょう
ポイントスパイク | 金属スパイク | |
---|---|---|
イメージ | ![]() | ![]() |
グリップ力 | △ | ◎ |
足への負担 | ◎ | △ |
ポイントスパイクは軽量で、足への負担が少ない分、グリップ力は弱くなります
金属スパイクは重量がありグリップ力は強いですが、足への負担は大きくなります
かなり速い球を投げる投手であれば、グリップ力は重要になりますので金属スパイクを検討しても良いでしょう
しかし、それ以外のポジション、もしくは投手であっても100km前後の投球の場合は、足への負担が結構響いてきます
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一般的な草野球選手であれば、ポイントスパイクから選ぶで問題ないでしょう
スパイクの重量
一般的にスパイクの重量は片足で300g前後になっています(スニーカーが平均350g程度)
スポーツをするためのものなので、軽く作られているのですね
重量ですが、とにかく1gでも軽いものを購入するべきです
理由は2つあります
1.疲れにくい
私、今では40代になりました。昔はスパイクの重さなんて気にしていなかったのですが、今はとても大切だと感じます
40代になると、足が昔のように動かなかったり、上がらなかったりしてきます
2時間も野球をやると、足がクタクタな状態です
スパイクが重く感じてくるのです
そのため、スパイクが少しでも軽いことが、そのままパフォーマンスにつながります
2.盗塁や内野安打のため
草野球では高校野球やプロ野球と異なり、盗塁と内野安打の数がとても多いです
塁にでれば、2盗するのが当たり前というくらいに、すぐ盗塁が行われます
また、内野にゴロが転がると「あるよあるよ!」とヤジが飛ぶように、内野安打の数も多いです
スパイクの重さが、ギリギリのプレーで効いてくるのです
そのため、草野球で使うスパイクの重量はとにかく軽ければ軽いほどいいと思います
スパイクの歯の位置
意外と盲点なのは、スパイクの歯の位置です
スパイクの裏を見るとわかるのですが、歯はさまざまな箇所に位置しています
なるべく、歯が外側に位置しているスパイクを選ぶのがお勧めです
内側に位置しているものに比べ、土をつかむグリップ力が高いため、ポイントスパイクの欠点を少しでも補うことができます
ぜひ、スパイクの裏側を確認してみてください
草野球用スパイクお勧め3選
3つの条件を満たした、草野球にお勧めのスパイク3選を紹介していきます
1.ドミナント3TPU(ミズノ)_295g/片足
最初に紹介するのは、ミズノのドミナント3TPUです

このキャッチコピーのように、ポイントスパイクですが、土に刺さるくらいのグリップ力を備えたスパイクです
野球で1番擦り切れる、つま先部分も、ミズノ従来品に比べて6.6倍耐久性がアップしています
重さも片足295gで非常に軽量です
機能性は全く問題なく、2020年のモデルなので、当時より価格が下がっているのも高ポイントです

実は私もこのスパイクを愛用しています
どれにするか迷うなら、ドミナント3TPUで決まりです!
2.ゼロワンステージ(ZETT)_280g/片足
次に紹介するのはもっと古く、2018年に発売された、ZETTのゼロワンステージというスパイクです

このスパイクは、クッション性やグリップ力、軽量感など機能は問題ないです
それに加えて、このデザイン。「クール感」と表現されていますが、カッコいいですよね
ミズノのドミナントより15g軽く、なんと280gです
デザインにもこだわりたいという方にお勧めです
3.GOLDSTAGE MA-S(アシックス)_265g/片足
最後に紹介するのは、今回調べた中で最軽量のポイントスパイクです
1足の重さは265g。これだけ軽いと、1塁到達スピードも結構変わってくるのではないでしょうか

キャッチコピーは「一瞬に駆けろ」で、まさにその軽さを訴求しています
しかも、スパイクの歯の位置を、盗塁動作を分析して配置したそうです

まさに、野球の走ることに特化して作られたスパイクです
走ることに最もこだわりたい方にお勧めです
まとめ
今回の記事では、草野球用スパイクお勧め3選を紹介しました
最後にポイントをまとめます
ポイント
- 草野球用スパイクを選ぶ観点は「種類」「重量」「歯の位置」の3つ
- 「年齢による足の疲労」と「盗塁や内野安打の多さ」を考え、とにかく軽いスパイクを選ぶのがお勧め
- ポイントスパイクの欠点を補うため、歯がなるべく外側に位置しているスパイクが勧め
自分に合ったスパイクを見つけて、もっと野球を楽しみましょう!