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【常識】勝利投手の条件とは?勝利数は投手の能力を表さないって本当?NPB2023年通算勝利数ランキングも紹介

勝利投手の条件

この記事で解決できる悩みや疑問

  • 勝利投手の条件を知りたい
  • 勝利数が投手の能力を表さないって本当?

日本では200勝が投手の目指す一つの指標となっています。一方、MLBでは勝利数を重要視していないと聞きます

投手の能力を表すために、勝利数は意味がないのでしょうか?

そこで、この記事では勝利投手の条件と、投手の能力を表すのに勝利数に価値があるかを解説していきます!

この記事の内容

  • 勝利投手の条件とは
  • 勝利数が投手の能力を表さないと言われている意味
  • 勝利数の歴代記録

この記事を読むと、勝利投手の条件と、勝利数が投手の能力を表していない、と言われている意味が理解できます

では、解説していきます

勝利投手の条件とは

野球ではチームの勝敗のほかに、投手個人にも勝敗がつきます

勝ち投手の条件は、公認野球規則9.17に記されています

ある投手の任務中、あるいは代打者または代走者と代わって退いた回に、自チームがリードを奪い、しかもそのリードが最後まで保たれた場合、その投手に勝投手の記録が与えられる

公認野球規則

つまり、決勝点がはいった前の回に投げていた投手が、「勝ち投手」となります

ただし、条件はこれだけではありません

先発投手と中継ぎ投手で、条件が変わります

先発投手の場合

決勝点がはいった前の回に投げていることに加え、5回終わりまで投げ切ることが条件となります

5回2アウト降板となった場合には、勝ち投手にはなれません

また、5回を投げ切ったタイミングで、勝っていたとしても、その後、同点に追いつかれたり、逆転された場合にも勝利投手になれません

よく、「〜〜投手の勝ちが消えました」とアナウンサーが言ってますよね

中継ぎ投手の場合

先発投手と同じく、決勝点がはいった前の回に投げていた投手が「勝ち投手」となる、が基本です

同点に追いついたり、追いつかれたり、逆転したりしたとして、決勝点が入った前の回の投手が勝ち投手です

ただし、先発投手が5回を投げ切らずに降板した場合には、少し条件が異なります

その後のリリーフが、1人で投げ勝った場合にはその1人が勝利投手

その後のリリーフが、2人以上で投げ勝った場合には、最も長く投げた投手が勝利投手になります

これも公認野球規則9.17に記されています

救援投手が1人であればその投手に、2人以上の救援投手が出場したのであれば、勝利をもたらすのに最も効果的な投球を行ったと記録員が判断した1人の救援投手に、勝投手の権利を与える。

公式野球規則

この、「最も効果的な投球を行なった」と記録員が判断する基準が投球回数なのです

もし、投球回数が同じだった場合には、自責点や試合の流れによって記録員が判断をすることになっています

勝利数が投手の能力を表さないと言われている意味

このような勝利投手の条件ですが、投手の能力を正確に表すことができないと言われています

10点取られても勝ちがついたり、1点取られても負けることもあるなど、味方の得点力に左右されることが理由です

中継ぎであれば、10球以下で勝利投手になることも多々あります

そのため、近年は勝利数よりも、より投手の能力を測る別の指標が使われ始めています

例えば下記のような指標です

指標計算方法目的
WHIP(与四球+被安打)÷イニング1イニングに許す走者の数
QS先発投手が6回以上を自責点3点以下に抑えた時にカウント先発投手の安定感を示す
奪三振率奪三振×9÷投球回三振をとる力
被本塁打率被本塁打×9÷投球回9イニングあたりの被本塁打の数

実際にメジャーリーグでは18勝をあげた投手よりも10勝の投手が、投手の最優秀賞である、サイ・ヤング賞を受賞しています

日本ほど、勝利数というのが重視されていないわけです

一方、日本は投手の最優秀賞である沢村賞の基準には、15勝以上という条件があります

また、活躍した選手が引退後に入会できる名球会も、会員資格が投手で通算200勝以上となっています

そろそろ、日本のプロ野球も指標を見直す時期が来ているのでしょう

勝利数の歴代記録

最後に、日本のプロ野球で重要視される勝利数の歴代記録を紹介します

歴代通算勝利数ランキングです

順位選手名通算勝利数
1金田正一400勝
2米田哲也350勝
3小山正明320勝
4鈴木啓示317勝
5別所毅彦310勝
6スタルヒン303勝
7山田久志284勝
8稲尾和久276勝
9梶本隆夫254勝
10東尾修251勝

2023年通算勝利数ランキングです

順位選手名通算勝利数
1山本由伸16勝
1東克樹16勝
3戸郷翔征12勝
3大竹耕太郎12勝
5床田寛樹11勝
5平良海馬11勝
7村上頌樹10勝
7伊藤将司10勝
7山﨑伊織10勝
7バウアー10勝
7小川泰弘10勝
7髙橋光成10勝
7宮城大弥10勝
7小島和哉10勝

昔に比べ、近年は先発投手の登板回数が少ないことや、継投が基本となっていることから、勝利数も減っている傾向にあります

なおさら、投手の能力を表す指標としては、勝利数が適さないものになっていることがわかりますね

まとめ

今回の記事では、勝利投手の条件と、投手の能力を表すのに勝利数に価値があるかを解説しました

最後にポイントをまとめます

ポイント

  • 先発投手の場合、5回を投げきり、かつ決勝点がはいった前の回に投げれば「勝ち投手」となる
  • 中継ぎ投手の場合、1人ならその人が、2人以上なら最も長く投げた投手が「勝ち投手」となる
  • 継投が通常になっている、現代野球において、勝利数は投手の能力を示す指標としては適さない

勝利数以外の投手の能力を示す指標にも注目しながら、これからも、野球を楽しみましょう!

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  • この記事を書いた人

ほくと

小学生から野球を始め、野球歴30年、阪神タイガースファン歴も30年。大学時代は4年間バッティングセンター勤務。草野球チーム運営歴は20年になります。野球はやるのも観るのも大好き。野球を「やる人」も「観る人」も、今よりもっと野球を楽しめるようになる情報を発信していきます。野球グッツのレビュー依頼や質問は、お気軽にお問い合わせフォームまでどうぞ。詳しいプロフィールはこちら