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【意味ない?】野球の目の下の黒いシール(アイブラック)の目的や効果について紹介します!

アイブラックの目的や効果

この記事で解決できる悩みや疑問

  • 野球の目の下の黒いのが何か知りたい
  • アイブラックに本当に効果があるのかを知りたい

2023年WBCは本当に盛り上がりましたよね

突如として現れた、ラーズ・ヌートバー選手の活躍も凄かったです

ヌートバー選手は目の下に黒いものを塗っていましたね。あれは、なんでしょうか?

そこで、この記事では野球の目の下の黒いシール(アイブラック)の目的や効果を解説していきます!

この記事の内容

  • 野球の目の下の黒いシールは何か
  • アイブラックの効果
  • 日本よりメジャーリーグで使われている理由
  • アイブラックが買える場所

では、解説していきます

野球の目の下の黒いシールは何か

野球の目の下の黒いものは、「アイブラック」と言います

目的は眩しさを抑えることです

なぜ、目の下を塗るのかというと、太陽の光が目の下の頬の出っ張っている部分にあたり、反射して目に入るのを防ぐのを狙いとしています

目の下の黒い部分が、太陽の光を吸収してくれるため、まぶしさを軽減することができます

上を向いた時に、太陽の光が直接目に入ることは防げませんが、頬からの反射を軽減させる効果があるのです

アイブラックには大きく2つのタイプがあります

1つは黒色のグリース(液状の潤滑油)を塗りつけるもの、もう一つはシールタイプのものです

選手の好みによって、使い分けているようですね

日本選手はシールタイプを使っている人が多いようです

ヌートバー選手はグリースを使っているようで、試合後にはグリースが落ちている様子も見られます

アイブラックは野球だけでなく、アメリカンフットボールの選手もよく利用しており、起源は1942年にアメフトの選手が使用したのが始まりとされています

メジャーリーグでは、アイブラックの上に文字を記入したりと、オリジナリティを出す選手もでてきています

アイブラックの効果

アイブラックは長らく、意味がない、効果がないと言われてきました

また、選手自身も顔にペイントすることで気持ちを奮い立たせるために、やっていると言う人もいて、眩しさを防ぐ効果は検証されていませんでした

2003年にアメリカの眼科学専門誌が、医学博士2人の行ったアイブラックの効用性についての研究を掲載しました

研究では、「被験者をアイブラックグロースを塗ったもの」「アイブラックシールを貼ったもの」「ワセリンを塗ったもの」の3グループに分け、眩しさの調査を行いました

結果、アイブラックグロースがシールやワセリンに比べて、眩しさを改善する優位差があることがわかりました

日本よりメジャーリーグで使われている理由

日本ではメジャーリーグほど、アイブラックは使われていません

これには理由があります

1.日本人は顔の彫りが浅い

アイブラックは頬からの反射の太陽光を軽減する役割があります

しかし、頬の彫りが浅い日本人は、アイブラックをつけなくても、頬からの反射はあまり多くありません

そのため、アイブラックをつけている選手は少ないのです

2.ナイトゲームが多い

日本はメジャーリーグと比べて、ナイトゲームが圧倒的に多いです

一方、メジャーリーグは球場が住宅街にあるということもあり、比較的デイゲームが多いです

ナイトゲームだと太陽光の心配がそもそもないため、アイブラックをつける選手が少ないのです

3.屋内球場が多い

日本はメジャーリーグと比べて、屋内球場(ドーム球場)が多いです

12球団のうち、半分の6球団がドーム球場のため、太陽光を心配する必要がありません

一方、メジャーリーグは30球団のうち、ドーム球場は7球団に留まっており、屋外で試合を行うことのほうが多いです

日本では、ドーム球場の多さが、アイブラックが普及しない要因になっていたのです

アイブラックが買える場所

日本ではあまり普及していないアイブラックですが、購入はできるのでしょうか?

グロースタイプもシールタイプもamazonで購入することができます

こちらがグロースタイプ

こちらがシールタイプです

興味のある方は、一度、購入してみて使ってみてはいかがでしょうか?

まとめ

今回の記事では、野球の目の下の黒いシール(アイブラック)の目的や効果を解説しました

最後にポイントをまとめます

ポイント

  • 野球の目の下の黒いものは、アイブラックと言い、太陽の光が目の下の頬の出っ張っている部分にあたり、反射して目に入るのを防ぐ狙いがある
  • 研究でもアイブラックグロースは、眩しさを軽減する効果があると発表されている
  • 日本では「日本人は彫りが浅い」「ナイトゲームが多い」「屋内球場が多い」が理由で、アイブラックは普及していない

細かい部分にも注目して野球を楽しみたいですね!

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  • この記事を書いた人

ほくと

小学生から野球を始め、野球歴30年、阪神タイガースファン歴も30年。大学時代は4年間バッティングセンター勤務。草野球チーム運営歴は20年になります。野球はやるのも観るのも大好き。野球を「やる人」も「観る人」も、今よりもっと野球を楽しめるようになる情報を発信していきます。野球グッツのレビュー依頼や質問は、お気軽にお問い合わせフォームまでどうぞ。詳しいプロフィールはこちら

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