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【初耳】ゴールデンスピリット賞とは?概要と歴代受賞者を紹介!なぜプロ野球選手が社会貢献活動をするのかも解説します

ゴールデンスピリット賞

この記事で解決できる悩みや疑問

  • ゴールデンスピリット賞とは何か知らない
  • ゴールデンスピリット賞の歴代受賞者を知りたい

先日、オリックスの吉田正尚選手がゴールデンスピリット賞を受賞した、というニュースを聞きました

ただ、ゴールデンスピリット賞とは何か知らなかったため、調べてみることにしました

すると、「球場外のMVP」と呼ばれているくらい、素晴らしい賞であることがわかりました

そこで、この記事では調べた情報を元に、ゴールデンスピリット賞を詳しく解説していきます!

この記事の内容

  • ゴールデンスピリット賞とは
  • ゴールデンスピリット賞歴代受賞者一覧
  • なぜプロ野球選手が社会貢献活動をするのか

この記事を読むと、ゴールデンスピリット賞への理解が深まります

では、解説していきます

ゴールデンスピリット賞とは

ゴールデンスピリット賞とは、プロ野球球団に所属している人の中で、社会貢献活動を続けている人を表彰する賞のことです

1999年から始まった報知新聞社が主催している賞です

選手だけに限らず、球団に所属している人が対象となることと、単年だけでなく、継続して活動をしていることが条件となっています

球団推薦者と選考委員推薦者で、毎年10球団から10人がノミネートされます

その後、選考委員会が開かれ、ノミネートから1人が受賞者として選ばれます

選考委員は長嶋茂雄終身名誉監督、日本赤十字社社長や作家の佐山和夫さんなど幅広い人選がされています

受賞者にはゴールデントロフィと100万円が贈られ、また、受賞者指定の施設に、報知新聞社が200万円が寄贈されます

MLBでは「ロベルト・クレメンテ賞」という同じ趣旨の賞があり、球場外のMVP=球界で最高の賞と言われています

ゴールデンスピリット賞歴代受賞者一覧

さあ、歴代受賞者をみていきましょう1

年度受賞者球団受賞理由
1999年松井秀喜巨人いじめ防止キャンペーン
2000年片岡篤史日本ハム児童養護施設への慰問と寄付
2001年中村紀洋近鉄大阪教育大学附属池田小学校への慰問
2002年飯田哲也ヤクルト神宮球場に少年野球選手を招待する「飯田シート」を設置
2003年井上一樹中日難病の子供への慰問
2004年赤星憲広阪神盗塁数分を病院や施設に車椅子を寄付
2005年ボビー・バレンタインロッテ監督新潟中越地震の復興支援チャリティー試合を提案
2006年和田毅ソフトバンク投球数に応じてワクチンを寄付
2007年三浦大輔横浜小学校や社会福祉施設にシーズンシートを寄付
2008年岩隈久志楽天Kスタ宮城に福祉施設の児童を招待する「岩隈シート」を設置
2009年小笠原道大巨人社会福祉協議会への寄付
2010年ダルビッシュ有日本ハム口蹄疫の被害にあった畜産農家に300万円を寄付
2011年山﨑武司楽天本塁打に応じた「ホームラン基金」の設立
2012年藤川球児阪神不登校児への公式戦招待
2013年宮本慎也ヤクルト日本盲導犬協会へ1安打につき1万円寄付
2014年栗山巧西武知的障害児・小児がん患者を球場招待
2015年今江敏晃ロッテ小児がんフロンティアーズへ1打点につき1万円を寄付
2016年内海哲也巨人児童養護施設の児童に「内海哲也ランドセル基金」を設立
2017年岩田稔阪神糖尿病研究基金へ1勝につき10万円寄付
2018年井口資仁ロッテ監督現役時代から車椅子寄付
2018年王貞治/吉村禎章ソフトバンク会長
巨人コーチ
札幌市立山の手養護学校への訪問
2019年秋山翔吾西武ひとり親家庭の子供たちを西武ドームに招待
2021年矢野燿大阪神監督39矢野基金を現役時代から始め、総額4500万円以上を寄付
2022年吉田正尚オリックスホームラン1本につき10万円を途上国で貧困に苦しむ子へ寄付
2023年宮西尚生日ハムホールドとセーブの総数に応じた支援額を決める活動を2015年に始める

初年度は松井秀喜選手でしたね

選手だけでなく、監督やコーチも条件に合う場合には受賞者に選ばれることがわかります

野球だけなく、社会貢献活動でも活躍するのは本当にかっこいいですね

なぜプロ野球選手が社会貢献活動をするのか

社会貢献活動をすることは、プロ野球選手にとって、プラスになります

寄付先から届くメッセージは、プロ野球選手の頑張ろうという活力になります

また、プロ野球をより多くの人に支援してもらうきっかけにもなるでしょう

そんなプロ野球選手の気持ちが一体となったのが、コロナ禍で行われた支援活動です

新型コロナウイルスの拡大により、2020年のプロ野球は開幕延期となりました

試合はもちろん、ファンサービスもできない状態に、1日でも早く日常を取り戻したいと、プロ野球選手会が動きました

NPO法人「ベースボール・レジェンド・ファウンデーション」とともに、「新型コロナウイルス感染症:拡大防止活動基金」を始めたのです

この活動基金は、クラウドファンディングによる支援活動がメインでしたが、選手たちはSNSでこのことを発信しました

すると、野球ファンにこの活動が認知され、支援の輪は瞬く間に社会全体に広がったのです

最終的にはなんと、クラウドファンディング史上最高額の8.7億円が集る結果となりました

プロ野球選手の行動が社会に与える影響の大きさを感じさせる、出来事だったと思います

まとめ

今回の記事では、ゴールデンスピリット賞を解説しました

最後にポイントをまとめます

ポイント

  • ゴールデンスピリット賞は1999年から始まった報知新聞社が主催している賞
  • 選手だけに限らず、球団に所属している人が対象で、継続的に社会貢献活動をしていることが選考基準
  • 近年はコロナ禍で、球界全体としてクラウドファンディングを実施し、8.7億円もの支援をした

これからも、どんな選手がゴールデンスピリット賞に選ばれるか、楽しみですね!

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  • この記事を書いた人

ほくと

小学生から野球を始め、野球歴30年、阪神タイガースファン歴も30年。大学時代は4年間バッティングセンター勤務。草野球チーム運営歴は20年になります。野球はやるのも観るのも大好き。野球を「やる人」も「観る人」も、今よりもっと野球を楽しめるようになる情報を発信していきます。野球グッツのレビュー依頼や質問は、お気軽にお問い合わせフォームまでどうぞ。詳しいプロフィールはこちら

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