この記事で解決できる悩みや疑問
- 女子プロ野球チームってあるの?
- 阪神タイガースWomenってなに?
2023年7月に阪神対巨人のある伝統の一戦が注目されていました
それは、プロ野球誕生以来、初の阪神と巨人、両球団が運営する女子チーム同士対戦があったからです
記念すべき試合の結果は、5対0で巨人の勝利でした
今回の記事では、そんな阪神タイガースWomenについて解説していきます!
この記事の内容
- 阪神タイガースWomenとは
- 阪神タイガースWomenの選手と年俸
- 阪神タイガースWomenの試合日程やチケットの取り方
では、解説していきます
阪神タイガースWomenとは
阪神タイガースWomenとは、2021年に阪神タイガースによって設立された、女子硬式野球クラブチームです
プロチームではなく、クラブチームのため、球団と選手の間に雇用関係はありません
阪神タイガースは、会場費やユニフォーム、ボールなどの用具について、支援をしています
選手は、チームでの活動と並行して、別途仕事を持っており、そちらで生活費を賄っています
阪神タイガースWomenができるまで
過去、日本には女子プロ野球リーグがありました
しかし、1950年に発足したリーグは2年で、2010年に発足したリーグは11年でリーグが廃止となってしまいました
どちらも、チーム運営をするには経済的に厳しく、廃止という結果になっています
しかし、2010年のリーグ発足前の2009年には600人だった女子硬式野球の競技人口は、2019年には3000人に増えました
着実に、女子野球の人口は増えています
女子野球選手が野球を続けるための「受け皿」がないのが課題となっていました
そういった状況に手を差し伸べたのが、プロ野球球団です
まず、最初に手を挙げたのは埼玉西武ライオンズです
2020年に「埼玉西武ライオンズ・レディース」を設立、その後、2021年に「阪神タイガースWomen」、そして、2022年には「読売ジャイアンツ女子チーム」が誕生しました
現在、プロ野球球団が支援している、クラブチームは3チームになりました
まだ、リーグを作るまでにはいっていませんが、着実に女子プロ野球チームは前に進んでいます
女子プロ野球チームの歴史については、こちらで詳しく紹介しています
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【苦難の道】女子プロ野球の歴史とチーム一覧。女子プロ野球選手の収入も解説します
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阪神タイガースWomenができてから
阪神タイガースは、3つの狙いで女子クラブチームを創設しました
阪神タイガース3つの狙い
- 女子野球選手の憧れ、目標になる
- 女子が野球を始めやすい環境作り
- 女子野球人口を増やして、女性の野球ファン、阪神ファンを増やす
特に、3番目の阪神ファンを増やすというのが大きな目的でしょう
野球人口の減少が大きな課題となる中で、ファンを増やす1つの施策として、女子野球チームの設立に踏みだしたのです
2020年にチーム新設することを発表し、最初のメンバーは入団セレクションを実施しました
その結果、創設メンバー17名が決定し、監督は球団OBの野村祐也さんに決まりました
2021年から本格稼働を開始、週3回程度の個別練習と、毎週末の全体練習を実施
また、対外試合として、大阪体育大学硬式野球部女子や淡路BRAVE OCEANSなどのクラブチームと対戦
ラッキーリーグでは、初参加初優勝を果たしました
2022年、2023年も入団セレクションを実施
2023年の7月には甲子園と東京ドームにて、初の有料試合を読売ジャイアンツ女子チームと開催し、5,000人近い動員を達成しました
阪神タイガースWomenの選手と年俸
2023年の阪神タイガースWomenのメンバーは22名でスタートしました
本日は練習前に全員でユニフォームを着て、写真撮影を行いました📸
— 【公式】阪神タイガース Women (@Tigers_Women) February 11, 2023
チームに厚みが出てきましたね👍
この22名のメンバーでチーム一丸となって日本一を目指します。
ご声援よろしくお願いします🙇♀️#阪神タイガース#タイガースWomen pic.twitter.com/O36qifuWDL
9月に佐伯選手が入団し、今は23名の選手で活動しています
ちなみに、監督は阪神タイガースで活躍した、上本博紀さんが務めています
キャプテンを務め、最も有名な選手は三浦伊織選手です
三浦選手は、女子プロ野球リーグの京都フローラで活躍していた選手です
そのプレースタイルと、圧倒的な成績から「女イチロー」とも言われています
三浦選手の圧倒的な成績
- 首位打者 4回
- 最多盗塁 8回
- 最多安打 4回
- 最高出塁率 1回
- mvp 3回
- ベストナイン 8回
- ゴールデングラブ 3回
- 通算打率.383
- シーズン最高打率.500
シーズン最高打率.500ですよ!しかも打席は120打席となかなか打席に立っての5割です
本当すごすぎますね
しかし、阪神タイガースWomenの選手たちは、どれだけ活躍しても阪神タイガースからは給料はもらえません
阪神タイガースとの間には雇用契約がないからです
それぞれの選手が、どこかの会社で昼間は働いているのです
例えば、株式会社ZENKO GROUPは阪神タイガースWomenのサポートをしつつ、関西支社に社員として、選手を受け入れています
女子プロ野球時代には、大卒選手なら288万円の最低保証年俸がありました
また、三浦選手のようなTOP選手だと、980万円の年俸をもらえていたようです
いつかは、また、女子プロ野球リーグが復活して欲しいものですね
阪神タイガース(男子)の歴代年俸ランキングはこちらの記事で紹介しています
-
【2024年最新】阪神歴代年俸ランキングTOP20を紹介!
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阪神タイガースWomenの試合日程やチケットの取り方
阪神タイガースWomenを少しでも応援したいと思ったら、試合を観に行きましょう
まず、基礎知識として、女子野球は9回ではなく7回制になります
また、ライトゴロの頻度が高かったり、ランナー2塁からヒットでホームインすることはなかったりと、新しい発見があって面白いですよ
試合日程は、阪神タイガースWomen公式HPをご覧ください
基本、練習試合は無料で入場できます
ただ、先日、巨人との試合を初めて有料にて開催しました
その時の値段はこちらです
安いですよね
安くて嬉しい気持ちと、もっと高くして、選手に還元して欲しい気持ちとが入り混じりますよね
ぜひ、一度、応援しに行ってみてください
まとめ
今回の記事では、阪神タイガースWomenについて解説しました
最後にポイントをまとめます
ポイント
- 阪神タイガースWomenとは、2021年に阪神タイガースによって設立された、女子硬式野球クラブチーム
- 選手は、チームでの活動と並行して、別途仕事を持っており、そちらで生活費を賄っている
- 練習試合は基本無料で入場できる
これから、阪神ファンとして、Womenも応援していこうと思います!
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