【意外と知らない】野球とソフトボールの違いを「ルール」「グラウンド」「用具」の観点で解説！

オリンピックを観ていると、女子ソフトボールの活躍が凄いですよね

ただ、意外とソフトボールのルールを知らない人は多いのではないでしょうか

そこで、この記事では、野球とソフトボールの違いについて解説していきます！

では、解説していきます

ソフトボールとは

ソフトボールとは、野球から派生した野球よりも小さい競技場で行えるスポーツです

1887年、アメリカで冬に野球を練習するためのスポーツとして考案されました

そのため、当時はインドアベースボールと呼ばれていました

1926年にアマチュア・ソフトボール協会が設立されたのをきっかけに、ソフトボールという名称が広がりました

日本には1921年に、アメリカ留学から帰国した大谷武一や石黒寅次らによって、紹介されました

1951年には国際ソフトボール連盟が設立され、1996年のアトランタオリンピックからは、女子の正式種目となりました

しかし、2012年ロンドン大会では、世界的な競技人口が少ないという理由で、野球と共に正式競技から外されました

本当に野球やソフトボールの人気がないのか、世界スポーツランキングについては、こちらで詳しく紹介しています

投手が速いボールを投げることが認められている、ファストピッチルールと、レクリエーションとして楽しむために、遅いボールしか投げられない、スローピッチゲームの2種類があり、ルールも少し異なります

野球とソフトボールの違い

ソフトボールは野球から派生したスポーツのため、野球のルールを知っていれば楽しめます

ただ、実は細かい部分でかなりの違いがありますので、こちらで紹介していきます

1.用具の違い

使う用具に野球とソフトボールで違いはありませんが、サイズが異なる用具があります

こちらが比較表です

野球のほうが、ボールが小さく、バットが長く、ボールが遠くに飛ぶように用具の設計がされています

ソフトボールは、その成り立ちが、野球をより小さい競技場で行えるように作られたスポーツだからですね

2.グラウンドの違い

ソフトボールのグラウンドは野球場より小さく作られています

全体的に小ぶりなソフトボールのグラウンドです

距離以外にも、ソフトボールにはピッチャーマウンドがなく、平なところから投球をします

また、一塁ベースが、長方形のダブルベースというものになっているのも特徴です

これは野手と守備の接触を避けるために、打者はオレンジ色のベースを踏むように設定されたものです

3.ルールの違い

ルールにもいくつかの違いがあります

ボールの投げ方は、誰でも打ちやすいように下手投げ限定とされています

しかし、独自の投球方法（ウインドミルやスリングショット）が発展し、平均球速は女子で100km/h、男子で120km/hだが、マウンドからの距離が近いため体感速度は160km/hにもなると言われています

また、下手投げだからこそ、打者の手元で浮き上げってくる変化球（ライズボール）もあります

わかりにくいのは、指名選手の扱い方です

野球の指名選手はDH制（Designated hitter）で、攻撃の時に投手の代わりに打つ、打撃専門の選手です

一方、ソフトボールの指名選手はDP制（Designated player）で、打撃専門の選手であることにかわりないのですが、投手の代わりでなくてもよいというのが違いです

例えば、ショートの選手は守備が上手いけど、打撃が苦手だとすると、ショートの選手の代わりにDPの選手が打撃をするということができるのです

DPは1名限定で、試合開始から試合終了まで継続して使用する必要があります

まとめ

今回の記事では、野球とソフトボールの違いについて解説しました

最後にポイントをまとめます

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これから、ソフトボールにも注目していきましょう！