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【阪神は世界的球団!?】球団別プロ野球観客動員数ランキング!観客動員数を増やす方法も解説

プロ野球観客動員数

この記事で解決できる悩みや疑問

  • プロ野球で観客動員数が多い球団はどこか知りたい
  • どうやったら、観客動員数が増えるのか知りたい

満員の球場で、一体感をもってチームを応援するのは楽しいですよね

一体、どれくらいの人数が球場に来ているのでしょうか?

この記事ではプロ野球の観客動員数ランキングと観客動員数の増やし方について解説していきます!

この記事の内容

  • 球団別観客動員数ランキング
  • 世界の球団別観客動員数ランキング
  • 観客動員数の増やし方

この記事を読むと、観客動員数の多い球団や、増やし方がわかります

では、解説していきます

球団別観客動員数ランキング

早速、2022年の球団別、観客動員数ランキングです

ランキング球団名1試合平均動員数合計動員数
1阪神36,370人2,618,626 人
2巨人32,199人2,318,302 人
3ソフトバンク31,221人2,247,898 人
4広島27,732人1,968,991 人
5中日25,459人1,807,619 人
6DeNA24,708人1,778,980 人
7ヤクルト22,741人1,614,645 人
8ロッテ20,685人1,468,622 人
9オリックス19,896人1,412,638 人
10楽天18,748人1,331,131 人
11日本ハム17,937人1,291,495 人
12西武16,837人1,212,233 人

1位は阪神タイガースでした。阪神甲子園球場の収容数が47,400人なので、平均で36,370人÷47,400人=76.7%が埋まっている計算です

これが多いのかどうかですが、過去15年間の阪神タイガース年度別合計動員数の推移をみてみましょう

年度合計動員数
2008年2,976,754 人
2009年3,007,074 人
2010年3,005,633 人
2011年2,898,432 人
2012年2,727,790 人
2013年2,771,603 人
2014年2,689,593 人
2015年2,878,352 人
2016年2,910,562 人
2017年3,034,626 人
2018年2,898,976 人
2019年3,091,335 人
2020年517,944 人
2021年749,944 人
2022年2,618,433 人
2023年2,915,528人

コロナ禍中の2020年2021年を除いて、2022年まではなんと過去15年間で最低の観客動員数となっています

まだコロナの影響が残っているのかもしれません。2023年は声を出しての応援も解禁されますので、どれくらいまで動員数が戻るのか見ものです

※2023年は大分、観客が戻りました!

世界の球団別観客動員数ランキング

では、世界のプロ野球球団の観客動員数はどうなっているのでしょうか

まず、国別の1試合平均動員数を見てみましょう

ランキング1試合平均動員数
1アメリカ(MLB)26,843人
2日本(NPB)22,873人
3韓国(KBO)8,420人
4台湾(CPBL)4,903人
5メキシコ(LMB)4,489人

アメリカと日本のリーグが断トツで、お客さんを動員しています

アメリカや日本は観客動員数が多いため、リーグの財政状況も良くなり、選手の報酬もあがります

これが、韓国/台湾/メキシコから有力選手がアメリカや日本リーグに移籍する理由になっています

日本の野球人気がいかに高いか(ほかの国の野球人気が低いか)がわかりますね

球団別はどうでしょう。世界の球団別観客動員数ランキングです

ランキング球団名1試合平均動員数合計動員数
1ドジャーズ(アメリカ)47,6713,861,408
2カージナルス(アメリカ)40,9943,320,551
3ヤンキース(アメリカ)40,2073,136,207
4ブレーブス(アメリカ)38,6413,129,931
5パドレス(アメリカ)36,9312,991,470
6阪神(日本)36,3702,618,626
7メッツ(アメリカ)33,3082,564,737
8アストロズ(アメリカ)33,1972,688,998
9ブルージェイズ(アメリカ)32,7632,653,830
10ロッキーズ(アメリカ)32,4672,597,428

ずらーっとメジャーリーグの球団が並ぶ中、なんと、阪神タイガースが6位です

阪神タイガースは世界6位の人気球団だったのです

阪神はもっと選手に年俸を払っても良いように思えてきますね

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観客動員数の増やし方

各球団が様々な努力を重ね、観客動員数を増やそうとしていますが、どのようにしたら観客動員数は増えるのでしょうか

過去の実績から3つの観客動員数を増やすやり方があります

観客動員数を増やすやり方

1.人気球団との試合を活かす

2.人気選手を育成する(所属させる)

3.地域密着を強める

それぞれみていきましょう

1.人気球団との試合を活かす

人気球団(セ・リーグなら阪神や巨人、パ・リーグならソフトバンク)との試合がある時は、観客動員数が良くなります

その際に、集客イベントを行ったりすることで、普段野球を見に来ない層に来てもらい、新規ファンの獲得を狙う作戦です

観客動員の要因分析をしている論文でも、このように記載があります

野球の競技人口を増やすために、要因分析を行なった結果は、人気球団、特に、阪神と巨人が観客動員の要因に与える影響は大きく地方球場でも、観客の入りが良い。他球団は、この2球団と地方球場で試合を行ったり、2球団と試合を行うときに、アニメやタレントとコラボイベントを行うことで、人気球団との試合を、普段野球を見に来ない層に見てもらい、野球の魅力に触れてもらうことで新規のファン獲得の期待ができる

http://www.syslab.it-chiba.ac.jp/Labo/content/files/GraduationReport/1641017.pdf

2.人気選手を育成する(所属させる)

人気選手をチームに抱えることで、観客動員数を増やすことができます

例えば、ロッテの観客平均動員率は72.09%ですが、佐々木朗希選手が登板した試合に限れば、79.00%となっています

2022年4/10の完全試合の次戦以降に限れば、脅威の97.55%という数字もあります

皆、佐々木朗希選手のピッチングを見るために球場に来るのです

2004年〜2011年の中日落合監督はファンサービスや人気選手育成はせず、とにかくチームを強くすることに集中しました

その結果、8年間全てAクラス、リーグ優勝4回というとてつもない結果を残しています

この8年間の観客動員数の変化はどうだったのでしょうか

年度リーグ順位観客動員数
2004年1位2,330,500
2005年2位2,284,400
2006年1位2,398,698
2007年2位2,390,532
2008年3位2,427,805
2009年2位2,298,405
2010年1位2,193,124
2011年1位2,143,963

観客動員数はむしろ減っています

落合監督の野球は守り勝つ野球だったため(2011年優勝時のチーム打率.228)、見ていても面白くないということがありました

その頃の落合監督の采配については、こちらの書籍に詳しく書かれています

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チームが強いかより、チームに人気選手がいるかどうかが、観客動員数に影響しているといえるでしょう

地域密着を強める

野球が身近にないため、野球の魅力が薄れてきていると考え、現在、球団のない地域に新しく球団を設立し、地域密着型の運営をすることで、地域の野球ファンを増やそうという狙いです

メジャーリーグはこの戦略をとって、ファンを増やしていきました

日本でも具体的に現在の12球団を16球団に増やす構想があります

16球団構想については、こちらの記事で詳しく解説していますので、ご覧ください

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まとめ

今回の記事では、プロ野球の観客動員数ランキングと観客動員数の増やし方を解説しました

最後にポイントをまとめます

ポイント

  • 球団別観客動員数ランキング1位は阪神タイガース
  • 阪神タイガースは世界の球団別観客動員数ランキングでも6位
  • 観客動員数を増やすには「人気球団との試合を活かす」「人気選手を育成」「地域密着」の方法がある

プロ野球をもっと応援して、盛り上げたいですね!

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ほくと

小学生から野球を始め、野球歴30年、阪神タイガースファン歴も30年。大学時代は4年間バッティングセンター勤務。草野球チーム運営歴は20年になります。野球はやるのも観るのも大好き。野球を「やる人」も「観る人」も、今よりもっと野球を楽しめるようになる情報を発信していきます。野球グッツのレビュー依頼や質問は、お気軽にお問い合わせフォームまでどうぞ。詳しいプロフィールはこちら