この記事で解決できる悩みや疑問
- 阪神タイガースの最近のドラフト結果を知りたい
- ドラフトで獲得した選手が活躍しているか知りたい
親父が阪神ファンだったため、気がつくと黄色いメガホンを持って、阪神を応援していたhokutoです
2023年、阪神タイガースは見事日本一になりましたね
飛び抜けた選手はいませんが、それぞれが活躍をして、チームとして優勝したイメージがあります
また、特徴的だったのは、阪神の生え抜き選手中心に、チームが構成されていたことです
そこで、この記事では、阪神タイガースの歴代ドラフト結果とドラフトで獲得した選手の成績を紹介します
この記事の内容
- 阪神タイガースの歴代ドラフト結果
- 歴代ドラフト1位の選手の現状
この記事を読むと、阪神の歴代ドラフトの結果がわかります
では、解説していきます
阪神タイガースの歴代ドラフト結果
早速、歴代ドラフトの結果を見ていきましょう
今回は2023年の日本一が、ドラフトの成功によるものなのかを検証する意味もあるため、直近10年間(2013年〜2022年)を対象とします
また、育成選手は除いています
年度 | 1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | 6位 | 7位 | 8位 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2013 | 岩貞祐太 | 横田慎太郎 | 陽川尚将 | 梅野隆太郎 | 山本翔也 | 岩崎優 | ||
2014 | 横山雄哉 | 石崎剛 | 江越大賀 | 守屋功輝 | 植田海 | |||
2015 | 高山俊 | 坂本誠志郎 | 竹安大知 | 望月惇志 | 青柳晃洋 | 板山祐太郎 | ||
2016 | 大山悠輔 | 小野泰己 | 才木浩人 | 浜地真澄 | 糸原健斗 | 福永春吾 | 長坂拳弥 | 藤谷洸介 |
2017 | 馬場皐輔 | 高橋遥人 | 熊谷敬宥 | 島田海吏 | 谷川昌希 | 牧丈一郎 | ||
2018 | 近本光司 | 小幡竜平 | 木浪聖也 | 斎藤友貴哉 | 川原陸 | 湯浅京己 | ||
2019 | 西純矢 | 井上広大 | 及川雅貴 | 遠藤成 | 藤田健斗 | 小川一平 | ||
2020 | 佐藤輝明 | 伊藤将司 | 佐藤蓮 | 栄枝裕貴 | 村上頌樹 | 中野拓夢 | 高寺望夢 | 石井大智 |
2021 | 森木大智 | 鈴木勇斗 | 桐敷拓馬 | 前川右京 | 岡留英貴 | 豊田寛 | 中川勇斗 | |
2022 | 森下翔太 | 門別啓人 | 井坪陽生 | 茨木秀俊 | 戸井零士 | 富田蓮 |
どうでしょう、名前を見るだけでも、ちらほらと2023年に活躍した選手が目に入ります
打者
2023年、阪神で打者で規定打席に到達した選手は6人います
選手名 | 成績 | ドラフト |
---|---|---|
中野拓夢 | .285/2本/40打点/20盗塁 | 2020年6位 |
大山悠輔 | .288/19本/78打点/3盗塁 | 2016年1位 |
近本光司 | .285/8本/54打点/28盗塁 | 2018年1位 |
佐藤輝明 | .263/24本/92打点/7盗塁 | 2020年1位 |
ノイジー | .240/9本/56打点/0盗塁 | 2023年入団 |
木浪聖也 | .267/1本/41打点/0盗塁 | 2018年3位 |
見事に直近のドラフトで獲得した選手が活躍しています
規定打席には到達しませんでしたが、ほぼ準レギュラー(100打席以上)の選手も見ていきましょう
選手名 | 成績 | ドラフト |
---|---|---|
森下翔太 | .237/10本/41打点/1盗塁 | 2022年1位 |
坂本誠志郎 | .226/0本/21打点/0盗塁 | 2015年2位 |
梅野隆太郎 | .194/1本/19打点/3盗塁 | 2013年4位 |
ミエセス | .222/5本/16打点/0盗塁 | 2023年入団 |
島田海吏 | .145/1本/6打点/7盗塁 | 2017年4位 |
前川右京 | .255/0本/7打点/0盗塁 | 2021年4位 |
こちらも、見事に全員直近のドラフトで獲得した選手ですね
他球団から活躍した選手を獲得したのではなく、入団した選手を育てて、花が咲いたということがわかります
投手
次に、投手陣を見ていきましょう
まずは先発陣です。主に先発として活躍した選手は7人います
選手名 | 成績 | ドラフト |
---|---|---|
伊藤将司 | 21先発/2.39/10勝 | 2020年2位 |
村上頌樹 | 21先発/1.75/10勝 | 2020年5位 |
大竹耕太郎 | 21先発/2.26/12勝 | 2023年現役ドラフト |
才木浩人 | 18先発/1.82/8勝 | 2016年3位 |
西勇輝 | 18先発/3.57/8勝 | 2019年オリックスより移籍 |
青柳晃洋 | 18先発/4.57/8勝 | 2015年5位 |
西純矢 | 11先発/3.86/5勝 | 2019年1位 |
2019年にオリックスより移籍してきた、西勇輝投手を除けば、こちらも見事にドラフトで獲得した選手が活躍しています
また、チーム一番の勝ち星をあげた大竹投手を現役ドラフトで獲得したのも大きいですね
現役ドラフトの仕組みと結果は、こちらの記事でも紹介しています
-
【明暗くっきり!】2022年現役ドラフトの目玉選手の結果は?勝ち組になれたのは誰だ
続きを見る
続いて、中継/抑えです。30試合以上登板した投手をピックアップしました
選手名 | 成績 | ドラフト |
---|---|---|
岩崎優 | 60登板/1.77/35S | 2013年6位 |
岩貞祐太 | 50登板/2.70/24H | 2013年1位 |
石井大智 | 44登板/1.35/19H | 2020年8位 |
加治屋蓮 | 51登板/2.56/16H | 2021年ソフトバンクより移籍 |
及川雅貴 | 33登板/2.23/7H | 2019年3位 |
浜地真澄 | 30登板/5.86/6H | 2016年4位 |
島本浩也 | 35登板/1.69/15H | 2010年育成2位 |
最多セーブに輝いた岩崎優投手をはじめ、中継/抑えも軒並みドラフト獲得選手です
改めて今年度活躍した選手に色をつけてみました
年度 | 1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | 6位 | 7位 | 8位 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2013 | 岩貞祐太 | 横田慎太郎 | 陽川尚将 | 梅野隆太郎 | 山本翔也 | 岩崎優 | ||
2014 | 横山雄哉 | 石崎剛 | 江越大賀 | 守屋功輝 | 植田海 | |||
2015 | 高山俊 | 坂本誠志郎 | 竹安大知 | 望月惇志 | 青柳晃洋 | 板山祐太郎 | ||
2016 | 大山悠輔 | 小野泰己 | 才木浩人 | 浜地真澄 | 糸原健斗 | 福永春吾 | 長坂拳弥 | 藤谷洸介 |
2017 | 馬場皐輔 | 高橋遥人 | 熊谷敬宥 | 島田海吏 | 谷川昌希 | 牧丈一郎 | ||
2018 | 近本光司 | 小幡竜平 | 木浪聖也 | 斎藤友貴哉 | 川原陸 | 湯浅京己 | ||
2019 | 西純矢 | 井上広大 | 及川雅貴 | 遠藤成 | 藤田健斗 | 小川一平 | ||
2020 | 佐藤輝明 | 伊藤将司 | 佐藤蓮 | 栄枝裕貴 | 村上頌樹 | 中野拓夢 | 高寺望夢 | 石井大智 |
2021 | 森木大智 | 鈴木勇斗 | 桐敷拓馬 | 前川右京 | 岡留英貴 | 豊田寛 | 中川勇斗 | |
2022 | 森下翔太 | 門別啓人 | 井坪陽生 | 茨木秀俊 | 戸井零士 | 富田蓮 |
2014年を除き、少なくとも1人はドラフトで獲得した選手が活躍をしたことになります
ちなみに、2014年ドラフト3位の江越大賀選手は、移籍した日本ハムで100試合出場で活躍しています
2023年の阪神優勝は、今までの歴代監督やチームの育成が実った結果といえるでしょう
阪神タイガースの歴代監督と順位はこちらの記事にまとめてあります
-
【1985年〜40年間】阪神タイガース歴代監督の成績・順位一覧。将来、阪神監督になる選手も予想してみた!
続きを見る
歴代ドラフト1位の選手の現状
ここからは、この10年間のドラフト1位の選手のうち、ここまでで名前の上がっていない4人の選手の現状を見ていこうと思います
1.2014年ドラフト1位_横山雄哉選手
横山選手は新日鉄住金鹿島から、即戦力として阪神タイガースに入団しました
5月には巨人戦で1軍デビュー、7回を1失点に抑える好投を見せます
しかし、その後は、成績が振るわず0勝2敗、防御率6.75でシーズンを終えます
3年目には左肩を痛め、手術をすることになり、2018年には育成選手として契約
2020年に戦力外通告を受け、現役を引退しています
2.2015年ドラフト1位_高山俊選手
高山選手は東京六大学野球通算最多安打のリーグ記録をもち、ヤクルトとドラフトで競合の末に阪神タイガースに入団しました
1年目の開幕戦で、1番レフトで起用され、第一打席でレフト前ヒットを打ちます
その勢いのまま、阪神の新人選手としては赤星選手以来15年ぶりの規定打席に到達し、.275/8本塁打/65打点の結果を残し、新人王にも選ばれます
しかし、2年目からボール球の見極めに苦しみ、1軍と2軍を行ったり来たりするようになります
2023年オフには球団から戦力外通告を受けるも、現役続行の意思を表明しています
3.2017年ドラフト1位_馬場皐輔選手
馬場選手は仙台大学から、阪神タイガースに入団しました
1,2年目は主に2軍で過ごしていましたが、3年目からは1軍に定着し、32試合の登板で防御率2.08、9ホールドの結果を残します
4年目も1軍の中継ぎとして44試合に登板し、10ホールドの成績を残します
しかし、5年目は1軍の出場は7試合にとどまり、6年目、2023年は19試合登板と、いまいち波に乗れない日々が続いています
今後の飛躍が期待される選手の1人です
4.2021年ドラフト1位_森木大智選手
森木選手は高知高等学校から、阪神タイガースに入団しました
まだ、若いことから1軍での登板は2022年の2試合のみです
最速155km/hのストレートを中心に、スライダーやカーブやスプリット、カットボールなどを投げ分けることができます
2023年は残念ながら1軍出場はありませんでしたが、今後の活躍が多いに期待されます
まとめ
今回の記事では、阪神タイガースの歴代ドラフト結果とドラフトで獲得した選手の成績を紹介しました
今までのドラフトの積み重ねで、2023年の優勝を勝ち取ったことがわかりましたね
プロ野球をお得に観るためにこちらの記事もどうぞ
最後にポイントをまとめます
ポイント
- 2014年を除き、少なくとも1人はドラフトで獲得した選手が活躍をしている
- 特にドラフト1位の選手の活躍確率は高い
- 過去のドラフト1位の選手も、まだまだ今後活躍の期待ができる選手がいる!
来年の阪神の結果も楽しみですね!!