この記事で解決できる悩みや疑問
- 阪神の歴代外国人選手で活躍した人を知りたい
- 過去の阪神外国人選手はどれくらい活躍したのか知りたい
親父が阪神ファンだったため、気がつくと黄色いメガホンを持って、阪神を応援していたhokutoです
今まで多くの阪神外国人選手を見てきました
その中には、期待以上に活躍した選手、残念ながら活躍できなかった選手(神のお告げのグリーンウェルとか)がいました
グリーンウェルについて
- メジャー通算打率3割越という触れ込み
- 阪神が当時の球団史上最高額の3億6000万円の大金をはたいて獲得
- 出場7試合目、自打球で右足指を骨折
- 「骨折は野球から身を引けという神のお告げだ」と語り、退団
- 7試合、ヒット6本で3億6000万円かい!とファンの間で話題となる
そこで、この記事では、活躍した選手に焦点をあて、役割別の最強助っ人7人を紹介します
この記事の内容
- 阪神歴代外国人一覧役割別最強助っ人7人
この記事を読むと、阪神の歴代外国人で活躍した人がわかります
では、解説していきます
阪神歴代外国人一覧
阪神の今までの歴代外国人と成績一覧です
1960年以降を対象にし、野手77人、投手55人を一覧化しています
歴代野手
選手名 | 在籍年度 | 通算成績 |
---|---|---|
マイク・ソロムコ | 1960 – 1963 | 453試合 369安打 打率.250 74本 212点 37盗塁 |
フランク・ヤシック | 1963 | 87試合 38安打 打率.191 2本塁打 16打点 3盗塁 |
レノ・ベルトイア | 1964 | 20試合 10安打 打率.175 1本塁打 2打点 0盗塁 |
チコ・フェルナンデス | 1965 | 52試合 16安打 打率.144 1本塁打 8打点 3盗塁 |
マイク・クレスニック | 1967 | 43試合 29安打 打率.215 5本 17点 1盗塁 |
ウィリー・カークランド | 1968 – 1973 | 703試合 559安打 打率.246 126本塁打 304打点 7盗塁 |
ジョー・ゲインズ | 1969 | 51試合 32安打 打率.205 3本塁打 11打点 4盗塁 |
フレッド・バレンタイン | 1970 | 123試合 108安打 打率.246 11本塁打 46打点 3盗塁 |
レオン・マックファーデン | 1972 | 54試合 45安打 打率.283 2本塁打 6打点 5盗塁 |
ボビー・テーラー | 1974 – 1975 | 253試合 259安打 打率.271 23本 86点 8盗塁 |
ジョージ・アルトマン | 1975 | 114試合 99安打 打率.274 12本 57点 0盗塁 |
ハル・ブリーデン | 1976 – 1978 | 260試合 231安打 打率.251 79本塁打 194打点 5盗塁 |
マイク・ラインバック | 1976 – 1980 | 565試合 598安打 打率.296 94本塁打 324打点 28盗塁 |
リロイ・スタントン | 1979 | 121試合 103安打 打率.225 23本塁打 58打点 0盗塁 |
デーブ・ヒルトン | 1980 | 18試合 14安打 打率.197 0本 4点 0盗塁 |
ブルース・ボウクレア | 1980 | 80試合 44安打 打率.249 8本塁打 26打点 2盗塁 |
スティーブン・ラム | 1981 – 1982 | 64試合 47安打 打率.257 4本塁打 16打点 1盗塁 |
ダグ・オルト | 1981 | 102試合 100安打 打率.307 18本塁打 59打点 2盗塁 |
ダン・ゴンザレス | 1981 | 9試合 4安打 打率.174 1本塁打 3打点 0盗塁 |
ポール・デード | 1981 | 37試合 25安打 打率.219 1本塁打 5打点 3盗塁 |
キム・アレン | 1982 – 1983 | 125試合 101安打 打率.265 5本塁打 26打点 34盗塁 |
グレッグ・ジョンストン | 1982 | 104試合 89安打 打率.256 10本塁打 37打点 4盗塁 |
ランディ・バース | 1983 – 1988 | 614試合 743安打 打率.337 202本塁打 486打点 5盗塁 |
スティーブ・ストローター | 1983 | 28試合 24安打 打率.276 5本塁打 12打点 0盗塁 |
ルパート・ジョーンズ | 1988 | 52試合 43安打 打率.254 8本塁打 27打点 4盗塁 |
セシル・フィルダー | 1989 | 106試合 116安打 打率.302 38本塁打 81打点 0盗塁 |
ラリー・パリッシュ | 1990 | 105試合 95安打 打率.249 28本 80点 0盗塁 |
リチャード・ウィッグス | 1990 | 26試合 9安打 打率.191 1本塁打 4打点 0盗塁 |
トーマス・オマリー | 1991 – 1994 | 490試合 548安打 打率.318 74本 304点 6盗塁 |
マーベル・ウイン | 1991 | 123試合 104安打 打率.230 13本塁打 44打点 6盗塁 |
ジム・パチョレック | 1992 – 1993 | 203試合 223安打 打率.288 29本 124点 1盗塁 |
ロブ・ディアー | 1994 | 70試合 29安打 打率.151 8本塁打 21打点 0盗塁 |
スコット・クールボー | 1995 – 1996 | 175試合 165安打 打率.260 24本塁打 93打点 2盗塁 |
グレン・デービス | 1995 – 1996 | 153試合 143安打 打率.252 28本塁打 95打点 2盗塁 |
クレイグ・ワーシントン | 1996 | 22試合 20安打 打率.267 3本塁打 12打点 0盗塁 |
ケビン・マース | 1996 | 63試合 59安打 打率.245 8本塁打 42打点 1盗塁 |
フィル・ハイアット | 1997 | 67試合 42安打 打率.204 11本塁打 30打点 3盗塁 |
ダネル・コールズ | 1997 | 63試合 56安打 打率.242 7本 28点 0盗塁 |
マイク・グリーンウェル | 1997 | 7試合 6安打 打率.231 0本塁打 5打点 0盗塁 |
リード・シークリスト | 1997 | 25試合 10安打 打率.192 0本塁打 4打点 0盗塁 |
デーブ・ハンセン | 1998 | 121試合 101安打 打率.253 11本塁打 55打点 0盗塁 |
デジ・ウィルソン | 1998 | 16試合 4安打 打率.167 0本 3点 0盗塁 |
アロンゾ・パウエル | 1998 | 78試合 52安打 打率.255 9本 28点 1盗塁 |
マーク・ジョンソン | 1999 | 125試合 95安打 打率.253 20本 66点 1盗塁 |
マイク・ブロワーズ | 1999 | 73試合 65安打 打率.251 10本塁打 43打点 0盗塁 |
ジェイソン・ハートキー | 2000 | 76試合 82安打 打率.272 4本塁打 27打点 0盗塁 |
ハワード・バトル | 2000 | 13試合 10安打 打率.227 1本塁打 1打点 0盗塁 |
マイカ・フランクリン | 2000 | 8試合 5安打 打率.172 2本 6点 0盗塁 |
トニー・タラスコ | 2000 | 102試合 91安打 打率.239 19本塁打 57打点 1盗塁 |
イバン・クルーズ | 2001 | 70試合 56安打 打率.234 14本 34点 0盗塁 |
トム・エバンス | 2001 – 2002 | 39試合 30安打 打率.242 2本 14点 1盗塁 |
エドワード・ペレス | 2001 | 52試合 37安打 打率.222 3本塁打 19打点 3盗塁 |
ジョージ・アリアス | 2002 – 2004 | 367試合 357安打 打率.265 95本 273点 8盗塁 |
デリック・ホワイト | 2002 | 73試合 50安打 打率.227 7本塁打 21打点 1盗塁 |
マイク・キンケード | 2004 | 26試合 20安打 打率.233 3本塁打 7打点 1盗塁 |
アンディ・シーツ | 2005 – 2007 | 412試合 463安打 打率.283 47本 214点 1盗塁 |
シェーン・スペンサー | 2005 – 2006 | 167試合 91安打 打率.237 15本塁打 50打点 1盗塁 |
アーロム・バルディリス | 2008 – 2009 | 100試合 33安打 打率.205 4本 17点 1盗塁 |
ルー・フォード | 2008 | 47試合 29安打 打率.225 3本塁打 11打点 0盗塁 |
ケビン・メンチ | 2009 | 15試合 8安打 打率.148 0本塁打 2打点 1盗塁 |
クレイグ・ブラゼル | 2009 – 2012 | 443試合 433安打 打率.280 91本 278点 1盗塁 |
マット・マートン | 2010 – 2015 | 832試合 1020安打 打率.310 77本塁打 417打点 27盗塁 |
マルコス・ベキオナチ | 2011 | 一軍出場なし |
ブルックス・コンラッド | 2013 | 24試合 10安打 打率.175 0本塁打 0打点 0盗塁 |
マウロ・ゴメス | 2014 – 2016 | 425試合 420安打 打率.270 65本塁打 260打点 3盗塁 |
ネルソン・ペレス | 2015 – 2016 | 3試合 0安打 打率.000 0本塁打 0打点 0盗塁 |
マット・ヘイグ | 2016 | 31試合 24安打 打率.231 2本塁打 11打点 1盗塁 |
エリック・キャンベル | 2017 | 21試合 9安打 打率.191 1本塁打 5打点 0盗塁 |
ジェイソン・ロジャース | 2017 | 40試合 31安打 打率.252 5本塁打 23打点 0盗塁 |
ウィリン・ロサリオ | 2018 | 75試合 68安打 打率.242 8本塁打 40打点 0盗塁 |
エフレン・ナバーロ | 2018 – 2019 | 81試合 65安打 打率.264 3本 27点 0盗塁 |
ジェフリー・マルテ | 2019 – 2022 | 295試合 263安打 打率.266 39本塁打 145打点 1盗塁 |
ヤンガービス・ソラーテ | 2019 | 20試合 13安打 打率.188 4本塁打 9打点 0盗塁 |
ジャスティン・ボーア | 2020 | 99試合 80安打 打率.243 17本塁打 45打点 1盗塁 |
ジェリー・サンズ | 2020 – 2021 | 230試合 198安打 打率.252 39本塁打 129打点 3盗塁 |
メル・ロハスJr | 2021 – 2022 | 149試合 82安打 打率.220 17本塁打 48打点 1盗塁 |
アデルリン・ロドリゲス | 2022 | 24試合 10安打 打率.154 2本塁打 9打点 0盗塁 |
ジェルドン・ノイジー | 2023 | 133試合 114安打 打率.240 9本塁打 56打点 0盗塁 |
ヨハン・ミエセス | 2023 | 60試合 28安打 打率.222 5本塁打 16打点 0盗塁 |
歴代投手
選手名 | 在籍年度 | 通算成績 |
---|---|---|
ジーン・バッキー | 1962 – 1968 | 239試合 1541回1/3 100勝 73敗 799奪三振 防御率2.31 |
マーク・ブラウン | 1962 | 一軍出場無し |
ピーター・バーンサイド | 1964 – 1965 | 61試合 282回1/3 10勝 22敗 101奪三振 防御率3.10 |
リチャード・オルセン | 1983 – 1984 | 42試合 165回1/3 6勝 11敗 1S 97奪三振 防御率4.19 |
リッチ・ゲイル | 1985 – 1986 | 60試合 352回1/3 18勝 18敗 228奪三振 防御率4.42 |
マット・キーオ | 1987 – 1990 | 107試合 678回1/3 45勝 44敗 398奪三振 防御率3.73 |
郭李建夫 | 1993 – 1998 | 167試合 375回 27勝 31敗 19S 299奪三振 防御率3.50 |
ボブ・マクドナルド | 1997 | 9試合 7回1/3 0勝 1敗 9奪三振 防御率7.36 |
ダレル・メイ | 1998 – 1999 | 39試合 242回 10勝 16敗 207奪三振 防御率3.83 |
ベン・リベラ | 1998 – 1999 | 73試合 78回1/3 3勝 4敗 39S 74奪三振 防御率1.84 |
ダグ・クリーク | 1998 | 7試合 28回2/3 0勝 4敗 24奪三振 防御率5.65 |
カート・ミラー | 1999 – 2000 | 28試合 69回2/3 2勝 6敗 6S 57奪三振 防御率6.33 |
グレッグ・ハンセル | 2000 – 2002 | 52試合 281回 12勝 21敗 222奪三振 防御率3.81 |
ロベルト・ラミレズ | 2000 | 9試合 35回2/3 1勝 3敗 17奪三振 防御率5.55 |
バディ・カーライル | 2001 – 2002 | 31試合 167回2/3 7勝 12敗 124奪三振 防御率4.19 |
トレイ・ムーア | 2002 – 2003 | 48試合 293回 20勝 17敗 210奪三振 防御率3.72 |
マーク・バルデス | 2002 | 42試合 52回2/3 4勝 3敗 22S 39奪三振 防御率3.72 |
ジェフ・ウィリアムス | 2003 – 2009 | 371試合 371回2/3 16勝 17敗 47S 141H 418奪三振 防御率2.20 |
ルー・ポート | 2003 | 8試合 9回1/3 0勝 1敗 1S 8奪三振 防御率9.64 |
ジェロッド・リガン | 2003 – 2004 | 52試合 61回 4勝 1敗 4S 44奪三振 防御率2.07 |
ラモン・モレル | 2004 | 21試合 27回 0勝 1敗 1S 20奪三振 防御率3.67 |
トレイ・ホッジス | 2004 | 8試合 40回2/3 2勝 3敗 29奪三振 防御率5.31 |
ロドニー・マイヤーズ | 2004 | 20試合 24回1/3 1勝 2敗 8奪三振 防御率4.07 |
ダーウィン・クビアン | 2005 – 2007 | 88試合 146回 3勝 5敗 2S 18H 101奪三振 防御率3.76 |
ジェイミー・ブラウン | 2005 | 11試合 33回 4勝 1敗 24奪三振 防御率5.18 |
クリス・オクスプリング | 2006 | 16試合 77回1/3 4勝 3敗 51奪三振 防御率5.12 |
ライアン・ボーグルソン | 2007 – 2008 | 32試合 172回 10勝 10敗 141奪三振 防御率4.08 |
エステバン・ジャン | 2007 | 21試合 104回1/3 6勝 5敗 52奪三振 防御率4.66 |
スコット・アッチソン | 2008 – 2009 | 117試合 194回2/3 12勝 9敗 48H 166奪三振 防御率2.77 |
アルビス・オヘイダ | 2008 | 一軍出場無し |
クリス・リーソップ | 2008 – 2009 | 8試合 21回1/3 0勝 2敗 1H 6奪三振 防御率6.75 |
鄭凱文 | 2009 – 2012 | 33試合 75回 2勝 3敗 1H 40奪三振 防御率5.16 |
ランディ・メッセンジャー | 2010 – 2019 | 263試合 1606回1/3 98勝 84敗 1H 1475奪三振 防御率3.13 |
ケーシー・フォッサム | 2010 | 12試合 56回2/3 2勝 5敗 48奪三振 防御率5.72 |
ジェイソン・スタンリッジ | 2010 – 2013 | 99試合 588回1/3 35勝 36敗 440奪三振 防御率2.94 |
ロバート・ザラテ | 2011 – 2013 | 4試合 3回2/3 0勝 0敗 3奪三振 防御率7.36 |
ブレイン・ボイヤー | 2013 | 22試合 27回 3勝 1敗 21奪三振 防御率2.67 |
呉昇桓 | 2014 – 2015 | 127試合 136回 4勝 7敗 80S 12H 147奪三振 防御率2.25 |
マリオ・サンティアゴ | 2015 | 3試合 16回2/3 1勝 0敗 7奪三振 防御率4.32 |
マルコス・マテオ | 2016 – 2018 | 132試合 128回2/3 8勝 8敗 20S 47H 131奪三振 防御率2.80 |
ラファエル・ドリス | 2016 – 2019 | 208試合 206回 13勝 18敗 96S 28H 227奪三振 防御率2.49 |
コーディ・サターホワイト | 2016 | 20試合 21回 1勝 1敗 6H 18奪三振 防御率2.57 |
ロマン・メンデス | 2017 | 8試合 9回2/3 0勝 0敗 1H 9奪三振 防御率6.52 |
ルイス・メンドーサ | 2017 | 4試合 21回 0勝 2敗 15奪三振 防御率5.14 |
呂彦青 | 2018 | 一軍出場無し |
ディエゴ・モレノ | 2018 | 8試合 6回2/3 0勝 0敗 3H 6奪三振 防御率2.70 |
オネルキ・ガルシア | 2019 – 2020 | 35試合 178回1/3 8勝 14敗 130奪三振 防御率4.59 |
ピアース・ジョンソン | 2019 | 58試合 58回2/3 2勝 3敗 40H 91奪三振 防御率1.38 |
ロベルト・スアレス | 2020 – 2021 | 113試合 114回2/3 4勝 2敗 67H 108奪三振 防御率1.65 |
ジョン・エドワーズ | 2020 – 2021 | 30試合 29回2/3 0勝 1敗 12H 24奪三振 防御率2.46 |
ジョー・ガンケル | 2020 – 2022 | 64試合 262回 16勝 12敗 11H 178奪三振 防御率2.92 |
ラウル・アルカンタラ | 2021 – 2022 | 63試合 97回2/3 4勝 6敗 23H 77奪三振 防御率3.98 |
チェン・ウェイン | 2021 | 2試合 9回1/3 1勝 0敗 0H 7奪三振 防御率3.86 |
カイル・ケラー | 2022-2023 | 61試合 59回 4勝 2敗 13H 74奪三振 防御率3.31 |
アーロン・ウィルカーソン | 2022 | 14試合 70回2/3 5勝 5敗 0H 54奪三振 防御率4.08 |
ジェレミー・ビーズリー | 2023 | 18試合 41回 1勝 2敗 0H 43奪三振 防御率2.20 |
ブライアン・ケラー | 2023 | 一軍出場無し |
役割別最強助っ人7人
ここからは、歴代外国人の役割別最強助っ人を1人ずつ見ていきましょう
打者_アベレージヒッター:マット・マートン
間違いなく、阪神外国人、最強アベレージヒッターはマット・マートン選手でしょう
6年間の在籍で、首位打者1回、最多安打3回、ベストナイン4回の活躍を見せました
非常に真面目で努力家で、試合中に相手投手や審判の癖をノートにメモしていたことは有名です
長打力はないですが、コンパクトなスイングで安打を量産し、2010年に達成した214安打は当時のNPBシーズン最多安打記録となっています
現役引退後はMLBへの復帰を目指しましたが、マイナーリーグからあがることができず、引退となりました
MLBからNPBに移籍して成功した選手です
打者_ホームランバッター:セシル・フィルダー
最強ホームランバッターはセシル・フィルダー選手を選びました
1989年の1年間、しかも9月に骨折でシーズン棒に振るも、38本塁打を放ち、長打率628.はリーグ1位の記録でした
その長打率は本物で、翌年、メジャーに復帰すると、メジャーで13年ぶりとなる50本塁打以上を記録し、本塁打と打点の2冠王になっています
さらにその翌年も2年連続で本塁打王と打点王に輝いており、その長打力はメジャーでも一流だったと証明されました
阪神とも5年契約を望んでいたため、もし契約をしていれば、バース以来ホームラン王がでていたかもしれません
パワーに関しては、助っ人外国人の中でも飛び抜けていた選手でした
打者_守備のスペシャリスト:アンディ・シーツ
2005年から3年間所属し、3年連続ゴールデングラブ賞を獲得したのがアンディ・シーツ選手です
元々MLBでは、3年間102試合で僅かに3失策と、守備に非常に定評のある選手でした
その後、広島に移籍すると、広島ではショートで14失策を記録してしまいました
阪神ではファーストにコンバート。ショートバウンドの処理や1塁線への打球処理などで、リーグ優勝に貢献しました
また、阪神を引退後は阪神の駐米スカウトに就任し、就任後の最初のスカウトでマット・マートン選手を獲得
マートンの1年目の活躍によって、シーツのスカウトとしての能力に注目が集まりました
投手_先発:ランディ・メッセンジャー
阪神外国人史上最長の10年間、阪神に所属していたランディ・メッセンジャー選手
NPB外国人最多の5年連続・6度の開幕戦先発登板、および開幕戦3勝という実績を残しています
中6日で投げる先発投手が多い中で、中5日や中4日で投げることができ、かつほとんど怪我のない、タフネスな投手だった
結果、8年連続でセリーグの最終規定投球回数に到達しており、歴代先発投手としては最も優れていると思われます
これだけの活躍を見せたため、阪神ファンからも好かれており、外国人選手としては異例の引退セレモニーが行われました
間違いなく、阪神を支えてくれた先発選手です
投手_中継:ジェフ・ウィリアムス
2005年シーズンの藤川選手、久保田選手とのJFKは非常に有名でしょう
2005年はそれまでの外国人選手年間最多登板数62試合を更新する、72試合に登板し、勝利に貢献しました
サイドスローで最速156kmのストレートと大きく曲がるスライダーを得意とし、数々の強打者が苦手としていました
中日の森野選手は「狙っても仕留められず、絶望感があった」と語るほどで、2007年は60試合登板で、年間防御率が0.96と驚異的な成績を残した
阪神の7年間の在籍期間は、阪神の外国人投手としてはメッセンジャー選手に次いで、2番目に長い期間です
歴代の阪神外国人中継投手としては群を抜いて活躍した選手です
投手_抑え:呉昇桓
2014,2015と2年間阪神で活躍した呉昇桓選手を、外国人抑えの最強選手に選びました
2年間の在籍で、2年連続最多セーブ投手のタイトルを獲得
阪神史上初の韓国出身選手で、阪神に来る前は韓国リーグで5度の最多セーブ投手のタイトルを獲得
阪神退団後は、MLBの3球団でプレーし、その後、韓国リーグに復帰すると、2020年には通算408セーブを達成し、岩瀬投手を上回り、アジア出身投手として最多セーブ記録を打ち立てている
感情が表に出ず、常に冷静沈着な性格も特徴で、「石仏」と呼ばれていた
記憶にも記録にも残るクローザーです
レジェンド:ランディ・バース
最後にどうしても取り上げなければいけないのは、レジェンド、バース選手でしょう
阪神ファンだけでなく、プロ野球ファンなら誰もが知っている選手です
NPBにおけるシーズン打率記録389.を保持しており、史上6人目の三冠王達成者でもあります
1985年の掛布、岡田、バースのバックスクリーン3連発はもちろんのこと、この年は日本シリーズでもシリーズMVPに選ばれています
2018年に放送された「プロ野球・最強助っ人外国人ランキング」では、最強助っ人外国人ランキングで1位に選ばれており、史上最強の助っ人と言われることも多い
阪神ファンは全員、バースの再来を待ち望んでいることは間違いないでしょう
まとめ
今回の記事では、阪神の歴代外国人選手紹介と役割別最強助っ人7人を紹介しました
懐かしい選手がいたのではないでしょうか
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最後にポイントをまとめます
ポイント
- 1960年以降で132人(2023年現在)の外国人が入団している
- 最も長く活躍した選手はランディ・メッセンジャー選手の10年間
- 阪神ファンにとって、バース選手は神様!
今年の阪神の外国人選手にも期待ですね!!