この記事で解決できる悩みや疑問
- 野球が強い高校を知りたい
- 直近で甲子園に多く出場している高校を知りたい
野球をやっている人なら、誰もが憧れる場所が甲子園ですよ
私も高校生の時、あの場所に立って野球をやってみたかった…
甲子園に行けるかどうかは、どの高校を選ぶかで大きく変わりますよね
そこで、この記事では、甲子園出場回数から都道府県別で野球の強い学校を紹介します
この記事の内容
- 各都道府県別、最多出場高校一覧
- 各都道府県別、出場回数2,3位高校一覧
- 各都道府県別、2022年大会参加校数
この記事を読むと、都道府県別に甲子園に近い高校が見つかります
では、解説していきます
各都道府県別、最多出場高校一覧
今回、甲子園出場回数を集計し、都道府県別の野球強豪校を紹介します
甲子園出場回数の算出には、3つ基準を設けました
- 夏の甲子園出場回数のみを対象とする(春の選抜は対象外)
- 2000年〜2023年の実績で選ぶ(直近の実績で算出)
- 2020年(コロナで甲子園中止)の地区大会優勝校は除く
この基準によって、直近で本当に強い高校が分かります
さあ、早速紹介します
出場都道府県 | 高校名 | 出場回数 | 出場率 (出場回数/大会回数) |
---|---|---|---|
北北海道 | 旭川大 | 6回 | 28.5% |
南北海道 | 駒大苫小牧/北海 | 6回 | 28.5% |
青森 | 青森山田 | 7回 | 33.3% |
岩手 | 盛岡大附属 | 9回 | 42.8% |
秋田 | 秋田商 | 7回 | 33.3% |
山形 | 酒田南 | 8回 | 38.0% |
宮城 | 仙台育英 | 13回 | 61.9% |
福島 | 聖光学院 | 17回 | 80.9% |
茨城 | 常総学院 | 10回 | 47.6% |
栃木 | 作新学院 | 11回 | 52.3% |
群馬 | 前橋育英/桐生第一 | 5回 | 23.8% |
埼玉 | 浦和学院 | 9回 | 42.8% |
千葉 | 木更津総合 | 7回 | 33.3% |
東東京 | 帝京/関東第一/二松学舎大附 | 5回 | 23.8% |
西東京 | 日大三 | 10回 | 47.6% |
神奈川 | 横浜 | 12回 | 57.1% |
新潟 | 日本文理 | 11回 | 52.3% |
長野 | 松商学園/佐久長聖 | 6回 | 28.5% |
山梨 | 山梨学園/日本航空/東海大甲府 | 5回 | 23.8% |
静岡 | 静岡 | 6回 | 28.5% |
愛知 | 愛工大名電 | 9回 | 42.8% |
岐阜 | 県岐阜商 | 7回 | 33.3% |
三重 | 三重 | 6回 | 28.5% |
富山 | 高岡商 | 8回 | 38.0% |
石川 | 星稜 | 7回 | 33.3% |
福井 | 福井商 | 10回 | 47.6% |
滋賀 | 近江 | 11回 | 52.3% |
京都 | 龍谷大平安 | 5回 | 23.8% |
大阪 | 大阪桐蔭 | 11回 | 52.3% |
兵庫 | 報徳学園 | 6回 | 28.5% |
奈良 | 天理 | 10回 | 47.6% |
和歌山 | 智辯和歌山 | 17回 | 80.9% |
岡山 | 倉敷商 | 4回 | 19.0% |
広島 | 広陵 | 8回 | 38.0% |
鳥取 | 鳥取城北/八頭 | 4回 | 19.0% |
島根 | 開星 | 9回 | 42.8% |
山口 | 岩国 | 5回 | 23.8% |
香川 | 尽誠学園 | 5回 | 23.8% |
徳島 | 鳴門 | 9回 | 42.8% |
愛媛 | 済美/今治西 | 6回 | 28.5% |
高知 | 明徳義塾 | 16回 | 76.1% |
福岡 | 九州国際大付 | 6回 | 28.5% |
佐賀 | 佐賀北 | 5回 | 23.8% |
長崎 | 長崎日大/海星 | 5回 | 23.8% |
熊本 | 熊本工 | 8回 | 38.0% |
大分 | 明豊 | 8回 | 38.0% |
宮崎 | 日南学園 | 7回 | 33.3% |
鹿児島 | 樟南 | 9回 | 42.8% |
沖縄 | 興南 | 8回 | 38.0% |
いかがでしょうか?甲子園常連校がずらっと並んでいます
出場率を見ていただくと、この20年間の甲子園出場の確率がわかります
出場率から、下記のように分類することができます
- 出場率75%以上の地域(福島県、和歌山県、高知県)
- この県なら、聖光学院、智辯和歌山、明徳義塾に進学しないと甲子園出場は厳しい
- この県なら、聖光学院、智辯和歌山、明徳義塾に進学しないと甲子園出場は厳しい
- 出場率30%~75%以下の地域(宮城県、栃木県、神奈川県、新潟県、滋賀県、大阪府など)
- 2~3校強豪校があり、入れ替わりで甲子園に出場しているため、強豪校のどこかに入学するのが良い
- 2~3校強豪校があり、入れ替わりで甲子園に出場しているため、強豪校のどこかに入学するのが良い
- 出場率30%以下の地域(北海道、群馬県、佐賀県、長野県、京都府、岡山県、山口県など)
- 無名校でも選手が揃えば、出場可能性がある
出場回数2,3位の高校もまとめました
各都道府県別、出場回数2,3位高校一覧
出場都道府県 | 2位高校 | 3位高校 |
---|---|---|
北北海道 | 旭川工/白樺学園(3回) | なし |
南北海道 | なし(1位が2校) | 北照(4回) |
青森 | 光星学園/八戸学園光星(5回) | なし |
岩手 | 花巻東(8回) | 一関学院(3回) |
秋田 | 金足農(3回) | 本荘/明桜(2回) |
山形 | 鶴岡東(6回) | 日大山形(5回) |
宮城 | 東北(5回) | 仙台西/古川工/利府/東北学院(1回) |
福島 | 日大東北(3回) | 福島商/光南(1回) |
茨城 | 土浦日大/霞ヶ浦(2回) | なし |
栃木 | 佐野日大/宇都宮南/文星芸大附(2回) | なし |
群馬 | なし(1位が2校) | 前橋商(3回) |
埼玉 | 花咲徳栄(7回) | 聖望学園(3回) |
千葉 | 習志野/千葉経大附(3回) | なし |
東東京 | なし(1位が3校) | なし(1位が3校) |
西東京 | 早稲田実/東海大菅生(3回) | なし |
神奈川 | 桐光学園/東海大相模(4回) | なし |
新潟 | 中越(5回) | 新潟明訓(4回) |
長野 | なし(1位が2校) | 塚原星雲/上田西(2回) |
山梨 | なし(1位が3校) | なし(1位が3校) |
静岡 | 常葉菊川(5回) | 常葉橘(3回) |
愛知 | 中京大中京(6回) | 東邦(4回) |
岐阜 | 大垣日大(5回) | 中京/市岐阜商(2回) |
三重 | いなべ総合/菰野/津田学園(2回) | なし |
富山 | 富山商(5回) | 富山第一(2回) |
石川 | 遊学館(6回) | 金沢(5回) |
福井 | 敦賀気比(7回) | 福井(2回) |
滋賀 | 八幡商(3回) | 北大津/彦根東(2回) |
京都 | 京都外大西(4回) | 福知山成美(3回) |
大阪 | PL学園(4回) | 履正社(3回) |
兵庫 | 東洋大姫路/神戸国際大付(3回) | なし |
奈良 | 智辯学園(9回) | 奈良大附/桜井/郡山(1回) |
和歌山 | 市和歌山(3回) | 初芝橋本/箕島(1回) |
岡山 | 岡山理大付/玉野光南/関西(3回) | なし |
広島 | 如水館(4回) | 広島新庄(3回) |
鳥取 | なし(1位が2校) | 鳥取商(3回) |
島根 | 石見智翠館(4回) | 益田東/江の川/浜田/立正大淞南(2回) |
山口 | 宇部商/高川学園/下関国際(3回) | なし |
香川 | 香川西(4回) | 高松商(3回) |
徳島 | 鳴門工/徳島商(4回) | なし |
愛媛 | なし(1位が2校) | 宇和島東(2回) |
高知 | 高知(4回) | 高知商(2回) |
福岡 | 柳川/西日本短大付(3回) | なし |
佐賀 | 佐賀商(4回) | 有田工/龍谷/佐賀学園(2回) |
長崎 | なし(1位が2校) | 佐世保実/清峰(3回) |
熊本 | 九州学院(4回) | 秀岳館(3回) |
大分 | 柳ヶ浦/大分/藤蔭(2回) | なし |
宮崎 | 延岡学園(4回) | 宮崎商/宮崎日大/聖心ウルスラ(2回) |
鹿児島 | 鹿児島実(6回) | 神村学園(5回) |
沖縄 | 沖縄尚学(6回) | 中部商/浦添商(2回) |
出場回数TOP校は全国から有名選手を集めていることもあり、レギュラーはもちろん、ベンチ入りも難しいです
そこで、出場回数2,3位の学校を狙って、甲子園出場を目指す
というのが、一般的な実力の高校生の甲子園の目指し方になるでしょう
各都道府県別、2023年大会参加校数
もう一つの観点として、都道府県別の参加校があります
どれだけ強豪校に行ったとしても、都道府県が激戦区だと甲子園に行ける可能性が低くなります
出場都道府県 | 参加校数 (2023年大会) |
---|---|
北北海道 | 74校 |
南北海道 | 102校 |
青森 | 50校 |
岩手 | 59校 |
秋田 | 39校 |
山形 | 43校 |
宮城 | 64校 |
福島 | 68校 |
茨城 | 93校 |
栃木 | 58校 |
群馬 | 61校 |
埼玉 | 147校 |
千葉 | 153校 |
東東京 | 127校 |
西東京 | 125校 |
神奈川 | 170校 |
新潟 | 71校 |
長野 | 76校 |
山梨 | 33校 |
静岡 | 107校 |
愛知 | 175校 |
岐阜 | 67校 |
三重 | 61校 |
富山 | 42校 |
石川 | 44校 |
福井 | 28校 |
滋賀 | 52校 |
京都 | 72校 |
大阪 | 165校 |
兵庫 | 156校 |
奈良 | 35校 |
和歌山 | 37校 |
岡山 | 57校 |
広島 | 83校 |
鳥取 | 22校 |
島根 | 38校 |
山口 | 54校 |
香川 | 38校 |
徳島 | 29校 |
愛媛 | 54校 |
高知 | 24校 |
福岡 | 136校 |
佐賀 | 37校 |
長崎 | 51校 |
熊本 | 55校 |
大分 | 44校 |
宮崎 | 47校 |
鹿児島 | 64校 |
沖縄 | 61校 |
最も参加校数が多い県は愛知県の175校です
7回か8回勝たないと甲子園に行けない計算になります
一方、最も少ないのは鳥取県の22校です
4回か5回勝てば甲子園に行けます!
高知県も24校と少ないのですが、絶対的な王者、明徳義塾がいます
そう考えると、絶対的な王者がいなく、参加校も少ない、山梨県や鳥取県、佐賀県あたりの2,3番手校が狙い目かもしれません
まとめ
今回は、甲子園出場回数を集計し、都道府県別の野球強豪校を紹介しました
改めて、データで野球を見ると新たな発見があって面白いですね
最後にまとめです
まとめ
- 出場率75%以上の地域(福島県、和歌山県、高知県)は特定強豪校に行かないと甲子園出場は難しい
- 甲子園の行きやすさは、特定強豪校がどれだけあるかと、出場校数の掛け合わせ
- どうしても甲子園に行きたいなら、山梨県、鳥取県、佐賀県の2,3番手校が狙い目
今年の高校野球は、どのチームが甲子園に出場するか楽しみですね!
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