この記事で解決できる悩みや疑問
- 阪神の歴代エースを知りたい
- 阪神歴代エースの年俸ランキングを知りたい
親父が阪神ファンだったため、気がつくと黄色いメガホンを持って、阪神を応援していたhokutoです
今まで多くの阪神のエースを応援してきました
そこで、この記事では、阪神の歴代エースと年俸ランキングを紹介します
この記事の内容
- 阪神の歴代エース
- 阪神歴代エース年俸ランキング
この記事を読むと、阪神で活躍した投手について詳しくなります
では、解説していきます
阪神の歴代エース
阪神の歴代エースを選ぶ際に、エースの定義とは何かを決める必要があります
エースとは
野球においてエースとは、チームで最高の先発投手とされています
最高の先発投手というのは、どういうことかは決まっていません
開幕投手を務める、チームの中で最も勝っている、他の選手から圧倒的に信頼されている、エースナンバーをつけている、などいくつかの要素が組み合わさって、エースと呼ばれるようになります
落合さんは、過去のインタビューの中で「エースとは貯金を作れる投手」と言っています
10勝して10敗するような投手ではなく、負けを少なくできる投手ということでしょう
状態が悪い時はどの投手にもありますが、なんとか試合を組み立て、チームが負けないようにする。チームの勝利のために最も貢献できる投手こそエースと言えるのかもしれません
そのため、エースというのは必ずしも12球団に1人いるわけではありません
今回、阪神の歴代エースを選ぶために、エースの定義をこのように決めました
エースの定義
- 先発投手であること
- 開幕投手を務めたことがあること
- チーム最多勝を2回以上取ったことがあること
阪神の歴代エースは何人いるのでしょうか、では、見ていきましょう
阪神歴代開幕投手
1960年以降の阪神開幕投手一覧はこちらです
年度 | 開幕投手 |
---|---|
1960 | 村山実 |
1961 | 小山正明 |
1962 | 小山正明 |
1963 | 小山正明 |
1964 | 村山実 |
1965 | ジーン・バッキー |
1966 | 村山実 |
1967 | 村山実 |
1968 | 村山実 |
1969 | 江夏豊 |
1970 | 江夏豊 |
1971 | 江夏豊 |
1972 | 古沢憲司 |
1973 | 江夏豊 |
1974 | 江夏豊 |
1975 | 江夏豊 |
1976 | 古沢憲司 |
1977 | 江本孟紀 |
1978 | 江本孟紀 |
1979 | 江本孟紀 |
1980 | 小林繁 |
1981 | 小林繁 |
1982 | 小林繁 |
1983 | 小林繁 |
1984 | 野村収 |
1985 | 池田親興 |
1986 | 池田親興 |
1987 | マット・キーオ |
1988 | 仲田幸司 |
1989 | 仲田幸司 |
1990 | 中西清起 |
1991 | 仲田幸司 |
1992 | 葛西稔 |
1993 | 仲田幸司 |
1994 | 湯舟敏郎 |
1995 | 湯舟敏郎 |
1996 | 藪恵壹 |
1997 | 川尻哲郎 |
1998 | 藪恵壹 |
1999 | 藪恵壹 |
2000 | 星野伸之 |
2001 | 星野伸之 |
2002 | 井川慶 |
2003 | 井川慶 |
2004 | 井川慶 |
2005 | 井川慶 |
2006 | 井川慶 |
2007 | 下柳剛 |
2008 | 安藤優也 |
2009 | 安藤優也 |
2010 | 安藤優也 |
2011 | 能見篤史 |
2012 | 能見篤史 |
2013 | ランディ・メッセンジャー |
2014 | 能見篤史 |
2015 | ランディ・メッセンジャー |
2016 | ランディ・メッセンジャー |
2017 | ランディ・メッセンジャー |
2018 | ランディ・メッセンジャー |
2019 | ランディ・メッセンジャー |
2020 | 西勇輝 |
2021 | 藤浪晋太郎 |
2022 | 藤浪晋太郎 |
2023 | 青柳晃洋 |
1960年から64年間で、開幕投手を務めた投手は25人でした
多くの投手が数年に渡り、開幕投手を務めています
最も開幕投手の回数が多いのは、江夏豊投手とランディ・メッセンジャー投手の6回です
この2投手は間違いなくエースですね
阪神歴代チーム最多勝投手
1960年以降の阪神チーム最多勝投手一覧はこちらです
年度 | チーム最多勝投手 | 勝利数 |
---|---|---|
1960 | 小山正明 | 25 |
1961 | 村山実 | 24 |
1962 | 小山正明 | 27 |
1963 | 小山正明 | 14 |
1964 | ジーン・バッキー | 29 |
1965 | 村山実 | 25 |
1966 | 村山実 | 24 |
1967 | ジーン・バッキー | 18 |
1968 | 江夏豊 | 25 |
1969 | 江夏豊 | 15 |
1970 | 江夏豊 | 21 |
1971 | 江夏豊 | 15 |
1972 | 江夏豊 | 23 |
1973 | 江夏豊 | 24 |
1974 | 古沢憲司 | 15 |
1975 | 江夏豊 | 12 |
1976 | 江本孟紀 | 15 |
1977 | 江本孟紀 | 11 |
1978 | 江本孟紀 | 11 |
1979 | 小林繁 | 22 |
1980 | 小林繁 | 15 |
1981 | 小林繁 | 16 |
1982 | 山本和行 | 15 |
1983 | 小林繁 | 13 |
1984 | 山本和行 | 10 |
1985 | ゲイル | 13 |
1986 | 山本和行 | 11 |
1987 | マット・キーオ | 11 |
1988 | マット・キーオ | 12 |
1989 | マット・キーオ | 15 |
1990 | 野田浩司 | 11 |
1991 | 猪俣隆 | 9 |
1992 | 仲田幸司 | 14 |
1993 | 湯舟敏郎 | 12 |
1994 | 藪恵壹 | 9 |
1995 | 竹内昌也 | 10 |
1996 | 川尻哲郎 | 13 |
1997 | 藪恵壹 | 10 |
1998 | 藪恵壹 | 11 |
1999 | 福原忍 | 10 |
2000 | 川尻哲郎 | 10 |
2001 | 井川慶/福原忍 | 9 |
2002 | 井川慶 | 14 |
2003 | 井川慶 | 20 |
2004 | 井川慶 | 14 |
2005 | 下柳剛 | 15 |
2006 | 井川慶 | 14 |
2007 | 下柳剛 | 10 |
2008 | 安藤優也 | 13 |
2009 | 能見篤史 | 13 |
2010 | 久保康友 | 14 |
2011 | 能見篤史/ランディ・メッセンジャー | 12 |
2012 | 能見篤史/ランディ・メッセンジャー | 10 |
2013 | ランディ・メッセンジャー | 12 |
2014 | ランディ・メッセンジャー | 13 |
2015 | 藤浪晋太郎 | 14 |
2016 | ランディ・メッセンジャー | 12 |
2017 | 秋山拓巳 | 12 |
2018 | ランディ・メッセンジャー | 11 |
2019 | 西勇輝 | 10 |
2020 | 西勇輝/秋山拓巳 | 11 |
2021 | 青柳晃洋 | 13 |
2022 | 青柳晃洋 | 13 |
2023 | 大竹耕太郎 | 12 |
やはり、開幕投手と同様の名前が並びます
とても面白いのは、チーム最多勝をとった翌年に開幕投手に指名されていることが多いことです
一方、開幕投手に指名されたとしても、チーム最多投手にはなることは難しいのもわかります
いかに、勝つ(チームに勝利をもたらす)のが難しいかがわかりますね
阪神歴代エース一覧
開幕投手を務めたことがあり、かつ、2回以上チーム最多勝投手になったことがあるのは、15人いました
この15人を阪神歴代エースとして紹介します
番号 | 選手名 | 通算成績 | 通算勝率 |
---|---|---|---|
1 | 村山実 | 348先発/2.09/222勝147敗 | .602 |
2 | 小山正明 | 583先発/2.45/320勝232敗 | .580 |
3 | ジーン・バッキー | 199先発/2.34/100勝80敗 | .556 |
4 | 江夏豊 | 299先発/2.49/206勝158敗 | .556 |
5 | 江本孟紀 | 267先発/3.52/113勝126敗 | .473 |
6 | 小林繁 | 268先発/3.18/139勝95敗 | .594 |
7 | マット・キーオ | 104先発/3.73/45勝44敗 | .506 |
8 | 藪恵壹 | 245先発/3.58/84勝106敗 | .442 |
9 | 川尻哲郎 | 163先発/3.65/60勝72敗 | .455 |
10 | 井川慶 | 208先発/3.21/93勝72敗 | .564 |
11 | 下柳剛 | 258先発/3.92/129勝106敗 | .549 |
12 | 能見篤史 | 243先発/3.35/104勝93敗 | .528 |
13 | ランディ・メッセンジャー | 249先発/3.13/98勝84敗 | .538 |
14 | 西勇輝(現役) | 294先発/3.15/118勝101敗 | .539 |
15 | 青柳晃洋(現役) | 141先発/3.03/59勝44敗 | .573 |
最も通算勝率が高い投手が、エースの中のエースだとすると、阪神の一番のエースは村山実選手です
通算防御率が2.09で、勝率が.602という脅威の数値です
最もチームの勝ちに貢献した、エース中のエースと言えるでしょう
阪神歴代エース年俸ランキング
15人のエースそれぞれの最高年俸を見てみましょう
番号 | 選手名 | 通算成績 |
---|---|---|
1 | 村山実 | 2300万円 |
2 | 小山正明 | 1440万円 |
3 | ジーン・バッキー | 80万円(入団時) |
4 | 江夏豊 | 7800万円 |
5 | 江本孟紀 | 1700万円 |
6 | 小林繁 | 3600万円 |
7 | マット・キーオ | 1億4000万年 |
8 | 藪恵壹 | 1億1000万年 |
9 | 川尻哲郎 | 8500万円 |
10 | 井川慶 | 4億円 |
11 | 下柳剛 | 1億9000万円 |
12 | 能見篤史 | 1億5000万円 |
13 | ランディ・メッセンジャー | 3億5000万円 |
14 | 西勇輝 | 3億円 |
15 | 青柳晃洋 | 2億4000万円 |
成績は村山実選手が一番でしたが、どうしても時代が古く年俸は低いという結果になりました
エースの中で、最も年俸が高かったのは、井川慶選手の4億円でした
井川選手は2007年にポスティングによって、MLBに移籍しました
ポスティングについては、こちらで詳しく解説しています
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その時のMLBの年俸が4億円だったのです
まとめ
今回の記事では、阪神の歴代エースと投手歴代年俸ランキングを紹介しました
懐かしい選手がいたのではないでしょうか
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最後にポイントをまとめます
ポイント
- 開幕投手を務めたことがあり、かつ、2回以上チーム最多勝投手になったことがある阪神の選手(エース)は、15人
- エース15人の中で、最も通算勝率が高かったのは村山実選手の.602
- エース15人の中で、最も年俸が高かったのは井川慶選手の4億円
今年の阪神の投手陣にも期待ですね!!