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【解決】プロ野球選手がMLBに行くには?ポスティング制度をわかりやすく紹介。海外FA権との違いも解説

ポスティング制度

この記事で解決できる悩みや疑問

  • プロ野球選手がMLBに行くための制度が知りたい
  • ポスティング制度と海外FA権の違いを知りたい

2023年、吉田正尚選手がポスティング制度で、レッドソックスに移籍したというニュースがありましたね

MLBに移籍したということはわかりますが、改めてポスティング制度を説明できるかというとどうでしょう

意外と、はっきりと説明できる人は少ないのではないでしょうか

そこで、この記事ではプロ野球選手がMLBに行くための制度について解説していきます!

この記事の内容

  • ポスティング制度とは
  • 海外FA権との違い
  • 歴代ポスティング移籍選手一覧

この記事を読むと、プロ野球選手がMLBに行くための制度に詳しくなります

では、解説していきます

ポスティング制度とは

MLBは年俸や選手のレベルが大きく違うので、野球選手にとっての夢の場所です


ただ、行きたいからと行って、簡単に行くことはできません

MLBに行ける制度の一つにポスティング制度があります

ポスティング制度とはMLBに行きたい選手の所属している球団がMLBに申請する制度です

応募のあったMLBの球団と選手が交渉し、合意にいたれば、MLBに移籍することができます

合意した場合、MLB球団から、選手の所属しているNPB球団に譲渡金が支払われます

ポスティング制度の流れ

  • NPB球団が選手のポスティングを認める

  • NPB球団がMLBに、ポスティングで希望している選手がいることを申請

  • 応募してきたMLB球団と選手が交渉

  • MLB球団と選手が契約合意

  • 契約したMLB球団は所属元のNPB球団に譲渡金を支払う

ポイントは選手が移籍したいと主張したとしても、所属している球団が認めない場合にはポスティングは使えないということです

譲渡金の金額は2012年より前までは上限がありませんでしたので、ポスティングを認めることで、球団に莫大なお金がはいってきていました

※過去には松坂選手が移籍した際の譲渡金から13億円を使い、西武は西武ドームの改修を行いました

ただ、その結果譲渡金が高騰し、お金のないMLB球団は競争に加わりにくいことが問題視されるようになりました

その結果、2013年以降は譲渡金は2000万ドルの上限ルールができています

これによって、MLB側の問題は解決しましたが、NPB球団は2000万ドルを超える譲渡金が期待できなくなりました

譲渡金が期待できないなら、NPB側が選手のポスティングを容認しなくなるのではないかと懸念されています

海外FA権との違い

よく混同される制度として海外FA権があげられます

海外FA権とポスティングの一番の違いは、選手の意思だけで海外交渉ができるかどうかです

ポイント

海外FA権:選手が自らの意思で、海外チームと契約交渉できる
ポスティング:所属球団と相談し、所属球団が容認したら契約交渉できる

FA(フリーエージェント)権とは、選手が自ら所属球団と契約を解除し、他チームと自由に契約交渉ができる権利のことです

ただし、このFA権、いつでも行使できるわけではなく、球団に貢献しないと権利自体がもらえない仕組みとなっています

1軍に所属している日数が基準数を超えたうえで、累計7年間所属で国内FA権、累計9年所属で海外FA権の取得ができます

つまり、1軍でレギューラーとして9年頑張らないと、海外FA権は取得できないのです

そうなると、大体の選手は30近い年齢になってしまいます

球団も海外FAで移籍されると、譲渡金がもらえないことになります

そのため、海外FA権を獲得する数年前に球団がポスティングを認めて、海外移籍をするのが主流となっています

移籍先のMLB30球団の特徴はこちらにまとめています

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歴代ポスティング移籍選手一覧

過去、ポスティング制度で移籍した、日本のプロ野球選手の一覧を紹介します

1998年にポスティング制度はできました

きっかけは野茂選手や伊良部選手が任意引退をする形でMLBへの入団を実現したことです

これを機に、日米間選手契約に関する協定が結ばれ、ポスティングシステムがうまれました

年度選手名契約球団落札(譲渡)金額
2000年イチローシアトル・マリナーズ1312万5000ドル
2001年石井一久ロサンゼルス・ドジャーズ1126万4055ドル
2003年大塚晶文サンディエゴ・パドレス30万ドル
2004年中村紀洋ロサンゼルス・ドジャーズ非公開
2005年森慎二タンパベイ・デビルレイズ75万ドル
2006年松坂大輔ボストン・レッドソックス5111万1111ドル11セント
2006年岩村明憲タンパベイ・デビルレイズ450万ドル
2006年井川慶ニューヨーク・ヤンキース2600万194ドル
2010年西岡剛ミネソタ・ツインズ532万9000ドル
2011年青木宣親ミルウォーキー・ブルワーズ250万ドル
2011年ダルビッシュ有テキサス・レンジャーズ5179万3411ドル
2013年田中将大ニューヨーク・ヤンキース2000万ドル
2015年前田健太ロサンゼルス・ドジャース2000万ドル
2017年大谷翔平ロサンゼルス・エンジェルス2000万ドル
2017年牧田和久サンディエゴ・パドレス50万ドル
2018年菊池雄星シアトル・マリナーズ1027万5000ドル
2019年筒香嘉智タンパベイ・レイズ240万ドル
2019年山口俊トロント・ブルージェイズ127万ドル
2020年有原航平テキサス・レンジャーズ124万ドル
2021年鈴木誠也シカゴ・カブス1462万5000ドル
2022年吉田正尚ボストン・レッドソックス1537万5000ドル
2023年山本由伸ロサンゼルス・ドジャース5062万5000ドル
2023年今永昇太
2023年上沢直之

2013年に譲渡金2000万ドルの上限が設けられたので、2013年~2017年の譲渡金は最大2000万ドルになっています

それ以前の選手だとダルビッシュ選手が過去最高契約金額(5179万ドル)となっています

また、2018年以降は選手の契約額により譲渡金も変動する制度となりました

そのため、2023年の山本由伸選手はオリックスに5062万5000ドル(71億円)をもたらしたことになります

まとめ

今回の記事では、プロ野球選手がMLBに行くための制度を解説しました

最後にポイントをまとめます

ポイント

  • ポスティング制度とはMLBに行きたい選手が所属している球団がMLBに申請する制度
  • 今は、移籍の譲渡金に上限2000万ドルの条件がある
  • 海外FA権は選手の意思で移籍を決意できるが、9年間日本の球団で活躍する必要がある

これからも、どんな日本人選手がMLBで活躍するか、楽しみですね!

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  • この記事を書いた人

ほくと

小学生から野球を始め、野球歴30年、阪神タイガースファン歴も30年。大学時代は4年間バッティングセンター勤務。草野球チーム運営歴は20年になります。野球はやるのも観るのも大好き。野球を「やる人」も「観る人」も、今よりもっと野球を楽しめるようになる情報を発信していきます。野球グッツのレビュー依頼や質問は、お気軽にお問い合わせフォームまでどうぞ。詳しいプロフィールはこちら