この記事で解決できる悩みや疑問
- バッティングのトップの意味がわからない
- 「トップが浅い」と言われたけど、意味がわからない
- もっと強い打球を打てるようになりたい
バッティングを考える上で、トップを意識するのはとても大切です
しかし、バッティング指導を受けたことがないと、トップとは何かがわからないのではないでしょうか
そこで、この記事ではバッティングのトップや、トップを作る練習方法について解説していきます!
この記事の内容
- トップとは
- 理想のトップの位置
- トップを作るメリット
- トップを作る練習
この記事を読むと、トップの理解が深まり、トップを意識したバッティングフォームに向け、練習することができます!
では、解説していきます
トップとは
バッティングのトップとは、スイングを開始するタイミングの、グリップと両手の位置のことです
バッティングの流れは大きく6ステップに分解できます
- 構え
- ステップで軸足に体重をかける
- 足を下ろす(トップ)
- 振り出す
- ボールとバットが当たる(インパクト)
- フォロースルー
トップは❸の足を下ろした時の、グリップと両手の位置のことを言います
このグリップと両手の位置がとても重要であり、「トップが作れている」とか「トップが深い」などと言います
理想のトップの位置
理想のトップの位置は、前後の位置と上下の位置が関係しています
前後の位置
トップの前後の位置の理想は、軸足よりも後ろと言われています
なので、先ほどの上の画像は、トップが浅いということになります
プロ野球選手のバッティングを、スローで見ると、皆、トップが深い(軸足よりも後に両手がきている)ことがわかります
こちらの動画でも解説しています
ただ、トップは深ければ深いほどいいわけでもないため(腕を伸ばしすぎても打ちづらくなる)、自分なりのトップの位置を探ることが大切です
上下の位置
トップの上下の位置の理想については、様々な意見があります
大切なのは、最初にどこに構えるのかではなく、構えた位置を上に動かすのか下に動かすのかです
上に動かしたほうがいいという説は、バットは重いので、そのまま振り下ろす感覚で振れるのが良いと言います
一方、下に動かしたほうがいいという説は、脇がしまることで、インサイドアウトの振りにしすいと言います
両方メリットがあるので、色々試してみて、自分に合ったものを見つけましょう
トップを作るメリット
トップが作れるようになると、メリットが3つあります
- より大きなパワーをうみだせる
- 体の開きが抑えられる
- ボールを長く見れるようになる
それぞれ、見ていきましょう
1.より大きなパワーをうみだせる
バッティングは自分の体で、いかに強い回転のパワーをうみだせるかです
トップを作ることで、上半身と下半身が最も離れる瞬間を、うみだすことができます(バッティングの割れ)
そうすることで、回転パワーをだしやすく、球に強いパワーを与えることができます
2.体の開きが抑えられる
トップを作ることで、自然と肩が内側に入り、体の開きを抑えることができます
体の開きを抑えることで、エネルギーが外に逃げず、結果、強い打球を打つことができます
3.ボールを長く見れるようになる
トップを作ることで、振り始めからインパクトまでの、時間を長く取ることができるようになります
ボールをバットに当てる確率もあがりますし、ボールの際にバットを止めることもできます
ボールを長く見れることで、出塁率を上げることができるでしょう
トップを作る練習
トップを作れるといいことづくしですが、習得するのは容易ではありません
よくある失敗は、手と足が同じ方向に動いてしまい、トップを作れていないことです
そのため、トップを意識してバットを振る練習が効果的です
最も有名なものは歩きながら、トップを確認し、バットを振る練習です
「構え」から、軸足ではないほうで、一歩進みます
その時、一回止まりトップを作れるようにしてください
トップができたらスイングをします
そしたら、また軸足でないほうで、一歩進みます
これを繰り返すことで、徐々にトップを意識して、バットを振ることができるようになります
まとめ
今回の記事では、トップを作る練習について解説しました
最後にポイントをまとめます
ポイント
- トップとは、バッティングの流れの中で、足を下ろした時のグリップと両手の位置のことを言う
- トップが深い(軸足よりも後に両手がきている)ことで、より大きなパワーや出塁率も上げられる
- トップを作るためには歩きながら、トップを確認しバットを振る練習がおすすめ
トップを意識して、もっともっとバッティングの技術を向上させましょう!
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